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まさかただ座らせてもらっていただけで
これほど疲れるものだとは知らなかった。
私もエドゥアルドーエディも
それほど長い時間乗せてもらっていたわけでもないのに疲労困憊だった。
石の長椅子に座り込んでいると
遠くから犬の鳴き声が近づいてきた。
「えっ」
黒い点のように見えた犬は、近づくにつれてどんどん大きくなり
ついには子供が乗れそうなくらい大きくなった。
止める間もなく飛びついてきた犬は
私とエディの間を行ったり来たりしながら顔を舐める。
犬を追いかけてきた馬屋番によると
人懐っこいというより人が大好きな犬だそうだ。




