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今日の虐めは中止になった。
朝、義妹が起きてこなかった。
義妹のメイドは二人だけでどちらも若い。
長年我が公爵家に仕える有能な年嵩のメイドは義妹にはもったいないからだ。
しかし、若いメイド二人は狼狽えるばかりなので
仕方なくわたくし付きのメイドを貸し与えた。
自分の体調も把握出来ないとは、つくづく出来の悪い義妹である。
抜け出したりしないよう部屋に監禁して、信頼出来るメイドに監視させた。
腹が立ったので、食事は再びどろどろに煮溶かしたパンにしてやった。
泣きながら食べていたが、自業自得ですわ。




