前へ目次 次へ 119/200 2-83 馬に慣れたら、足台を使って鞍に座らせてもらう。 馬のほうがよほど慣れていて 鞍上に落ち着くまでじっと待っていてくれた。 とても自分で歩かせることなど出来ないので まずは馬屋番が手綱を引いて、ゆっくりと歩く。 いつもと全く違う高い位置からの景色は新鮮だった。 離れたところにお姉様の姿も見える。 颯爽と馬を走らせる姿は凛々しくも美しい。 一方の私は、馬の気の向くままにのんびりと座っていた。 このゆらゆらと揺られる感覚も楽しかった。