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学院の長期のお休みに合わせて、私とエドゥアルドは
ヴィクトリアお姉様にお供して避暑地へ行くことになった。
私も初めての長距離の移動や別邸に胸を躍らせていた。
ちいさな村を通り抜け、さらに小高い丘の上に別邸はあった。
柵で囲まれた牧草地には何頭も馬が放されている。
「シャーロットは勿論初めてとして……エドゥアルドは馬に乗れるのかしら?」
乗馬服に着替えたお姉様は颯爽として格好良かった。
結局エドゥアルドも馬には乗れないそうで
私と一緒にまず馬に慣れるところから始まった。




