前へ目次 次へ 114/200 2-78 きっとお風呂のあとは食事の用意をするだろう。 そう思って厨房へ行くと、料理番のトマスがミルク粥の準備をしていた。 ささやかなお手伝いでお皿や食器を棚から出していると お姉様がエドゥアルドを連れて現れた。 前髪は長いままでも、貴族の男子らしい首の詰まったシャツを着ていると それだけで随分雰囲気が変わってみえる。 このままここで食事にするということなので エドゥアルドの前にミルク粥を置いた。 でも、エドゥアルドはお皿を見下ろしたまま食べようとしない。