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今日からより一層、厳しく虐げ始める。
メイドに指示して、髪の毛を切ってやった。
修道女より貧相な頭になった。
髪を結うことは貴族の嗜みではあるが、
とても宝石で飾れるような頭ではないので、適当なリボンを与える。
靴もこれまでの布靴ではなく、踵の少し高い硬い靴を履かせる。
これで好き勝手に走り回るような騒々しい真似をさせることもない。
古着の中でも裾の長いものを着せて、歩く練習をさせなくてはならない。
まったく、こんなことは貴族の子女であれば物心つく前から訓練することである。
案の定、ドレスの裾を踏んで転んでいた。
両側にメイドを配置していなければ、ドレスが破かれてしまうところだったわ。




