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「偽物の天才魔術師」はやがて最強に至る 〜第二の人生で天才に囲まれた俺は、天才の一芸に勝つために千芸を修めて生き残る〜  作者: 空楓 鈴/単細胞
第5章 武闘会篇

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第134話 幸運?


[さあ、残るはラトーナ選手とグリム選手! 消耗の激しいグリム選手がやや不利かぁ!?]


 十メートルほどの間隔を保ちながら、睨み合う状況が続く。


 ラトーナは動く気配が全くない。

 といっても、彼女は上級魔術を使えるから、体なぞ動かさなくても、どこからだって魔法陣を起動できるからその必要は無いわけだが。


「「……」」


 会場は静かだ。

 誰もが息を忘れて試合の行く末を見守っている。


ーー氷結波アイスウェーブーー


[先に動いたのはグリム選手だ! 得意の氷漬け戦法か!]


 地面を舐めるようにして、ラトーナの元へと迫っていく氷塊。


 俺の出した氷は決して遅くなかった。

 けれどラトーナは、それを軽快なサイドステップで容易くかわしてしまった。


 どういうことだ、彼女はそれほど運動神経が良くなかったはず。

 と、一瞬呆気に取られたが、彼女の足元をよく見ると紫色の魔法陣があることに気づいた。


 『強化の加護』で身体能力を……いや違うな。

 ジャンプした時の軌道が直線運動だった。

 あれは地面に『反射の呪詛』を設置して、自分でそれを踏んだのだろう。

 もう、なんでもありだな。


「!?」


[ラトーナ選手! グリム選手の魔術発動時の隙をついて上級魔術を展開!!]


 いつの間にか、俺の背後と足元には紫色の魔法陣が出現していた。

 素早いカウンターだ。しかも複数同時攻撃とは。


ーー氷槍アイスランサーーー


 カウンターを考慮していなかったので、俺は咄嗟に足元から氷の柱を伸ばして空へと逃げる。


「おわっと!?」


 咄嗟の対応は完璧かに思えたが、数秒と経たずして氷の足場はグラグラと揺れ出して、あっという間に崩れてしまった。


[ラトーナ選手! グリム選手の逃亡を読んでいたか、未然に阻止!]


 柱がせいぜい四メートルくらいしか伸びてない段階で崩れたので、着地はなんとかなったが……めちゃくちゃびっくりした。


 瓦礫となった氷の柱の残骸を確認してみるが、破壊されたわけではなく、根元がカケラも残さず消滅していた。

 

「『反魔の呪詛』か……」


 『反魔の呪詛』は発動中の魔術に当てると、その術式を乱す事が出来るからな。

 伸び続ける氷の柱にそれを当てて消滅させたのだろう。


 俺の逃亡を予測して、こんな方法で妨害してくるなんて思わず感嘆の声を漏らしてしまいそうになる。

 ここまで戦っていて思ったが、ラトーナ強くね?

 いくら手札を知られてるとはいえ、ここまで苦戦するとは思わなかったんだが。


 しかし、感心してばかりもいられない。

 いくつか手札も縛られてしまったと成れば、残された手段はそう多くない。


ーー自己強化×魔術強化ーー


[おっとグリム選手! ここにきて初めて接近戦を挑んだ! その腕前はいかほどに!]


 身体強化を最大出力で発動し、ラトーナの元へ直行する。

 こうなれば、魔力切れ覚悟で突っ込むしかないのだ。どのみち、このまま攻撃を避けてるだけじゃジリ貧だしな。


 対するラトーナは特に驚いた様子もなく、俺の周りにばんばか魔法陣を展開してくる。


「強いのね、あなた」


 俺がラトーナの元へと走る中、彼女が初めて口を開いた。

 懐かしい。やっぱり彼女の声だ。


 俺は返事したい気持ちを必死に抑え込み、無言を貫く。

 ラトーナの読心は、彼女の言葉に反応する事がトリガーだ。

 ここで安易に返事して読心を使われれば、更なる手札が割れてしまう。


「あら、つれないのね」


 そんな彼女の言葉にも耳を傾けず、俺は走る。

 

 彼女までの道のりに大量に展開された魔法陣。

 しかし対応はできる。上級魔術の弾幕を避けるのは、散々ルーデルとの戦いでやったからな。

 射程の短い呪詛魔術なら尚更だ。


「!?」


 彼女との距離が五メートルほどになった時、足元から強い魔力反応があった。


 見れば、俺は紫色の魔法陣を踏んづけてしまっていたのだ。

 設置型の呪詛魔術……いつの間にトラップを仕掛けたんだ?


「やば——」


 そう漏らした時にはもう遅く、体を包んでいた万能感が打ち消された。

 体が鉛のように重い……鈍化の呪詛を受けたのかとも思ったが、違う。

 身体強化の刻印魔術を打ち消されたのか。


[突然動きが鈍くなったグリム選手を、ラトーナ選手の魔法陣が取り囲む!]


 強化を剥がされたことによる同様で反応が遅れて、ラトーナの上級魔術による呪詛が、一斉に俺の元に降り注いだ。


「ッッッ」


 受けたのは『鈍化の呪詛』。

 突然身体が重くなって膝を突くも、やはり自重に耐えきれずに両手をついて四つん這いになった。

 とてつもない威力。

 これじゃまるで、ラーマ王の重力魔術だ。

 

 動けない。

 しくじった。

 設置型のことが頭からすっぽりと抜けていた。


[なんと! グリム選手が地に伏した!?]


 だけど……まだいける。

 さっきのはちょっとびっくりしただけだ。


 かろうじて動く右手、獣人にやられた傷から滴る血を利用して、左手の甲に血文字を刻む。


ーー解呪ユル×魔術強化ダエグーー


 身体強化の他にもう一つ習った刻印魔術。

 迷宮とかでは呪詛の罠とかもあるからと、ラーマ王に教えられた魔術だ。


「!?」


[なんとグリム選手立った! ラトーナ選手の呪詛を打ち破ったのか!?]


 羽毛のように軽くなった体を素早く持ち上げて、バックステップを踏む。

 ラトーナとの距離は依然五メートル程だ。


 既に身体強化の刻印を使う魔力は残っていない。

 それどころか、体を襲う倦怠感と眩暈。

 きっと魔力枯渇が近いんだろう。あと数発打ったら気絶するかな。

 体力はまだ残っているが……さて、どうしたものか。

 このままじゃ負ける線が濃厚だ。


 そんな後ろ向きな思考が俺の頭によぎり出したその時、コロシアム全体に爆発音が響き渡った。


「え、なに?」


[おっ、これはグリム選手の魔術……じゃない!? あ、西の方から煙が!?]


 司会の言葉に釣られて、コロシアム西に目をやると、三階の座席後方から黒煙が上がっていた。


[しっ、試合は一時中断! みなさん警備兵の指示に従い避難を!!!]


 その直後、警報の鐘が鳴り響き始め、コロシアムは大混乱に見舞われた。


 え、なになに? 

 何が起きてんの?

 

 ラトーナと揃って呆然と客席を眺めていると、医療班の魔術師達が駆け寄ってきた。


「二人とも早く避難を!」


 リタイアした三人の選手を担架に乗せて運び出しながら、魔術師は声を上げた。


 それでようやく、自分達がテロに巻き込まれていることに気づいた。


「ラトーナ、俺たちも避難を——」


[聞こえるか諸君!!!] 


 そう言ってラトーナの手を取ろうとした時、コロシアムに聞き覚えのない声音のアナウンスが流れた。


 リング端の司会席に視線を向けると、そこには剣を向けられて両手を上げている司会者と、そのスタッフ達。

 そして彼らを取り巻くようにして、マイクの魔導具を握っている見知らぬ男が一人。

 格好からすると、武装した一般人にしか見えない。


[我々共産派は! 大陸中で敷かれている現行の王政を打倒すべくして活動している!

 みな疑問には思わないのか! 一人の意思によって国が動き、幾千もの命が犠牲になるこの現状を!]


 なにやらよくわからないスピーチが始まってしまった。

 共産派と聞くと、前にムスペル王国の政治家パーティーを襲った奴らとも絡んでたんだっけ?


[これからは民の時代だ! 家族のため、未来のために立ち上がるべきだ! 我々には多くの味方が——]


 突然、男がスピーチをやめて膝をついた。

 それどころか、スタッフを人質に取っていた奴ら全員がそうなった。

 よく見ると、彼らの足元には紫色な魔法陣。

 ラトーナがやったのか。


「早く逃げなさい!」


「うぇ!? あれ?」


 スタッフにそう叫ぶと同時に、『反射の呪詛』で俺を司会席へと吹っ飛ばすラトーナ。


 無様な体勢で宙を舞う中、ラトーナと目が合った。


 彼女は下卑た裏切りの表情を俺に向けるわけでもなく、冷静な表情で俺を見ている。

 なるほど、トドメは俺がさせということか。


ーー氷結波アイスウェーブーー


 リング外に着地して、司会席に向けて残りのありったけを使った魔術をぶつけた。


 殺さず生け取りとなると、氷漬けにしてやるのが一番だ。幸い、スタッフもラトーナの指示で逃げてくれたしな。


「あ、あれ……?」


 魔術は無事に当たり、司会席が小さな氷山と化したところで、俺の視界が突然ぐるぐると回りだした。


 まずい、魔力切れだ。

 思ったより、残ってなかったか……

 くそ、まだ敵が……いるかもしれないのに……


 あ、やばい……もう——


ーーー


 目が覚めると、俺は医務室にいた。

 コロシアム内の医務室ではなく、学園の中の医務室だ。


「ようやく目覚めたかにゃ」


 ベッドの脇に視線をやると、レイシアとクロハが心配そうな顔でこちらを見つめていた。


「あれ、リオンは……?」


「あいつはまだ仕事にゃ」


「なんの……?」


「コロシアムの復旧にゃ。風と土の魔術師はみんな招集がかかってるにゃ」


「え、あ! そういえば武闘会は!?」

 

 慌ててベッドから起き上がって、レイシアの肩を揺する。


「にゃぁ!? 待て待て! 今話すから!」


 その後レイシアは一呼吸おいて、俺が気絶した後に起こった出来事を話してくれた。


 まず、俺は気絶してから丸一日寝ていたこと。

 そして、今回のテロ事件は大陸各地で活動を強めている共産派のレジスタンスによるものだということ。


 彼等に攻撃の意思はなかったらしく、死者は0人。被害は爆破された地下室と、西の観客席の一部のみ。

 あくまでアピールだったというわけか。


 そして武闘会だ。


「え、中止ってどういうこと?」


「なんか、決勝は形式を変えて一ヶ月後くらいに改めて〜みたいなこと言ってたにゃ」


 とのことらしい。


 正直、ラッキーだ。

 俺はあのままだったら、確実にラトーナに負けていただろうからな。

 改めて万全の体制で挑めるとなれば、話は大きく変わる。


「……ごめんなさい」


 そんなことを考えながら窓の外を眺めていたら、突然クロハが頭を下げた。


「え、なにが?」


 レイシアまで、いつの間にか沈痛な面持ちを浮かべている、


「私達が、失敗したから……こんなことに……」


 失敗?

 ああ、任務のことか。


「クロハ達は悪くないさ。二人の頑張りはリディから聞いてたから」


 具体的に何をしていたのかは知らないが、実際工作員は仕留められたわけだし、二人は頑張ったのだろう。


 ひとまず、俯く二人の頭を撫でた。


「ありがとな、二人のおかげで、あの性悪エルフをボコボコに出来たよ」


 笑いながらそう言うと、二人の表情は幾らか軽くなった。

 ふにゃふにゃと揺れるレイシアの尻尾が可愛かったので、試しに握ってみたら、結構マジで怒られた。


ーーー


 目を覚ましてから少しリハビリをして、のんびりしていたら、あっという間に夜になった。


「——とまあ、レイシアからはそう言った報告受けたんですが」


 そして現在、俺はレイシアが預かってきたリディからの伝言に従い、例の店の個室に来ている。


「だいたいそんな感じかな」


 大量の炒ったナッツをリスのように口に頬張りながら、リディはそう返事した。

 いつにも増して腹が減っているのだろうか。


「それにしても、危なかったねぇ〜最後の試合」


「はい」


「あれで負けてたら、君を解雇するとこだったよ〜」


「はい……え!?」


「冗談だよ。魔力管理がズボラだった君にも問題はあるが、ラトーナはかなり上手い魔術師だったからね」


「上手い……ですか、強いじゃなくて」


「いくら上級が使えても、呪詛魔術は対象が二メートル以上離れてしまっていると命中判定にならないからね。

 設置型で隙を作って上級を当てたり、時間差発動で複数同時展開したり、年齢の割に魔術への解釈が深いよ、彼女は。なんならまだ本気を隠してるかも」


「うっ……でも、俺だって万全なら——」


「万全なら勝てる? 本当に? 相手はラトーナだよ? 君は本気で攻撃できるの?」


「……」


「本気でやれないなら、俺は次の君とラトーナの再試合で色々仕込むし、明日からラトーナへの接触を禁止するよ。監視もつけてね」


「ラトーナと接触していいんですか?」


「別にいいよ、今のところ問題はなさそうだしね」


 問題があるならダメなのか。

 じゃあ、彼女の読心のことは黙っておこう。


「そんじゃあとりあえず、再戦が決定するまでは王子の動向監視と情報収集をよろしく」


「はい、わかりました」


「あと、くれぐれも、ラトーナを妊娠させな——」


「最低ですよ」


 ケラケラと笑うリディを尻目に、俺は微笑しながら店を出た。

 まったく冗談の尽きない人だ。

 あれで強くてイケメンなんだからムカつくよ。


 まあ何はともあれ、明日からまた、忙しい学園生活が始まるのか。


「ん〜……よしっ!」


 俺は大きく伸びをした後、繁華街の道路を勢いよく蹴った。

 そしてそのまま直角にカーブし、ガールズバーへと足を運んだ。


 誓っていうが、エッチなことはしていない。

 これはその、なんというか目の保養というやつだ。


 どうせこの体じゃ、一発抜いたら賢者化してしまうのは検証済みだしな。

 リディはディンと別れてから、しばらくお気に入りのナッツのつまみを食べていた。

 追加で二皿ほど平らげたのち、満面の笑みで店を出ると、待ち伏せしていたかのようなタイミングで、店の向かいから一人の少女が駆け寄ってきた。


「リディアンさんですよね!」


 繁華街には似合わぬ制服のまま、青髪の少女はリディの正面に回った。


「君は……ボイン•エルロ——」


「アインですッッッ!!!」


「あーそうそう、アインだねアイン。ディンのお友達が夜の街になんの御用? 悪いけど俺、婚約者持ちは抱けな——」


 失言を連発するリディ。

 本来のアインなら、両手を上げてプンスカと怒っていただろうが、今回はそんなこと気にも止めずに、その場でいきなり五体投地して、叫んだ。


「お願いしますッッッ! 僕にも剣を教えて下さいッッッ!!!」


「はえ?」


 面食らうリディ。

 次第に集まってくる周囲からの視線に焦って、思わずアインの腕を掴んで引っ張り上げる。


「おわ!?」


「ひとまず、そこの店行こうか」


 リディはそう言って、先程ディンと使っていた店を指差してアインをそこに引きずっていく。


ーーー


「で、なんで俺の弟子になりたいの?」


 先程と同じ先について、大きなため息を吐くリディ。


「あ、その……ディンの隣でリディアンさんも試合見てたじゃないですか」


「だからなに」


「それで、いろんな剣術流派のこと知ってたし、ディンも剣を教えてもらったって言ってたから……」


 露骨に不機嫌な態度をとるリディに気圧されながらも、アインは冷静に、己の中の思いを言葉にする。


「ふーん、それで俺を待ち伏せしてたんだ」


「や、その実は違くて……」


「?」


「ディンがおめかししてどこかに出かけるのを見かけたから、何かなーと思って……」


「それで跡をつけたら俺がいて、声をかけたと」


「はい……」


「なるほど、じゃあ結論から先に言うけど、断る」


「え」


「断ると言ったんだ。俺は忙しい。君にわざわざ時間を割く必要性を感じない」


「いや、その、将来はリディアンさんの騎士隊に入ってお役に……」


「いらない。君のどこが役に立つの?」


「どっ、努力なら人一倍できます!!」


「それで?」


「え……ど、努力が——」


「そんなもの誰だってしてるよ。俺が聞いてるのは、君には何か特別なものはあるのかってこと」


「……」


「たしかに、君は歳の割に剣が上手い。けど圧倒的に経験不足だし、才能がない」


「なっ、そこまで言わなくてもッ——」


 声を荒らげながら席から立ち上がるアインに、ピシャリと指差すリディ。


「はいはい怒らない。別に貶してるわけじゃないんだよ?

 君じゃラルドの剣を完全に受け継げないと言ってるんだ。適性がないというべきだったかな?」


「!」


「残酷な話をするけど、世の中やっぱり才能だ。ただの石ころ磨いたってせいぜい墓石止まりだからね」


「……」


「そんな顔をしないでよ。誰にだって何かしら才能はあるさ。けど、いちいち俺は君の才能なんか掘り出してやる気もない。

 ちゃんと自分だけの才能を見つけてさ、その時にまた改めて来な」


 俯くアインの肩を叩き、リディは席を立った。


「ああそれと。俺は君とラルドのこと嫌いだから、それを差し引いても弟子にしたくなるくらいのモノを見せてよね」


 リディは第一印象からして、アインのことが嫌いであった。

 なぜなら、彼女は昔のリディによく似ていたから。

 リディはラルドが嫌いだった。

 それはもう十年以上も前のこと、譲れないモノのために決闘し、そして負けたから。


「……」


 一人きりになった個室の中で、アインは俯いたまましばらく放心していた。


 涙は出なかった。

 リディの言うことは正しいからだ。


 彼女が店を出る頃、その目には闘志が宿っていた。

 けれど、あまり賢くない彼女は、自分が何をすべきかわかっていなかった。


 それがこの先、彼女を苦しめることとなるのを、まだ誰も知らなかった。


ーーー


武闘会篇 ー終幕ー


次章 学園篇に続く

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