ストレスってさ、みんな違うんだよね。今の私は「ストレスが溜まってます!」さて、対処しますかね。
最近ストレスかかってきてるなぁ、と実感してきたので、頭を整理するために書きました。
書く事もストレス解消になる。でも、書く事がストレスになることもある。執筆って面白い。
ストレスばかりでは何事も続きませんからね。
ストレスですね、ストレスです。
ストレスを抱えた人が回りの人に冷徹に接したり、怒ったり、ストレスが伝播していきます。
日本はストレス社会と言われて、ストレスの対処が必要と言われながらも、改善が進んでいないように感じられます。
みんなストレスを抱えているんです。
でも、ストレスって何でしょう?
イライラした気分?
悲しい気分?
落ち着かない気分?
気分のことでしょうか。
怒られた事?
挨拶して返されなかった事?
向こうが先に声をかけてこなかった事?
人間関係でしょうか。
お腹が痛くなった?
体が重くなった?
ヘルペスが出た?
症状の事でしょうか。
全部正解です。
正解なんですが、出方の順番があるんです。
ここでは、このストレスが出てくるメカニズムと対処方法をお伝えしたいと思います。
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①出来事が起こります。
②出来事が自分にとって、良いか悪いか、自分の脳みそが勝手に判断します。
③自分にとって「悪い」と脳みそが判断すると『ストレスの反応』が出ます。
この『ストレスの反応』というのが、嫌な気分やお腹痛いとかの症状で出てきます。これが、世間一般でよく言われている「ストレス」です。
普段はハイハイで流せる事も「嫌な気分」というストレス反応が出ていると、行動も変わってきますよね。嫌な気分が強ければ強いほど、行動も激しい物に変わっていきます。
ストレスなし
お父さん「お茶入れて」
お母さん「はいはい」
お母さんにちょっとストレス
お父さん「お茶入れて」
お母さん「たまには自分で入れたら? はいお茶」
お母さんに結構ストレス
お父さん「お茶入れて」
お母さん「わかったわよ! はい!」
お母さんに滅茶苦茶ストレス
お父さん「お茶入れて」
お母さん「自分でやれや! コラぁ!! あんた私が今大変なの知っとるやろ!」
俺・私、そんなんしないよ、と思っていても高ストレス環境では人間の行動も大きく変わりますからね。誰にだってあり得る話です。
お父さん、そんなに悪い事していないかもしれませんが、お母さんに滅茶苦茶ストレスがあるのに「お茶入れて」は優しくない人になってしまってますから、ちょっと気を使ってあげてほしいですね。
◇
さて、対処方法ですが、これは悲しい事に1人1人全員違うんです。
同じ出来事があったとしても、それをストレスに思う人と、むしろ楽しみに思う人がいるからですね。
私は、運動会というのはすごいストレスでした。運動が得意ではないし、運動しても誰も褒めてくれず「へたっぴだなー」「足遅いなー」と言われる事が目に見えていたからです。練習も嫌いだったんです。
ですが、この運動会を楽しみにしている人もいました。足が速い人は自己新記録の更新を目標に熱心に練習に取り組んでいました。お弁当がある事を楽しみにしている人もいました。いつもの授業と違う1日が過ごせる事にワクワクしている人もいました。
あなたは、どうでした?
運動会を「良い物」として考えてストレスはなかった人ですか?
それとも、私のように「悪い物」と考えてストレスになっていた人ですか?
そして、悪い物と考えた人は、どこが嫌だったでしょうか?
運動が嫌だった
いつもと違う一日が嫌だった
誰かが見に来ているのが嫌だった
みんな違います。
あなたが、嫌だったと思う事は悪い事ではありません。
好きな事と嫌いな事に理由はいりません。
嫌なものは嫌なんです。
周りがなんと言おうと、嫌という感覚は変わりません、自分の大切な感覚です。
嫌な物は嫌なんで、なんとかしましょう。
◇
①いかない
例として運動会をあげていますが、会議だったり、営業だったり、お客さんとの面談だったり、置き換えて考えて下さいね。
はい、それに行かなければ解決です。嫌と思う場所に行かなければオッケー。ストレスなんてありません。
すみません、出来るわけないですね。もっと大きなストレスに感じる出来事が襲ってきてしまいます。ですが、仕事だったら調整できる部分ないですか?
都合があるので、早めに切り上げる。
他の仕事との都合や兼ね合いを見て、担当を変えてもらう。
もう一人誰かに入ってもらう。
「行かない・やらない」まで行かなくても、時間を短くすることが出来れば、ストレス減少です。
②いいとこ探す
運動会でも「運動は嫌い」「外で過ごすのは嫌い」「お弁当の時間は楽しみ」「終わった後の疲れが嫌」と色々な気持ちがあります。
『お弁当の時間』という楽しみが1つありましたね。
「運動は嫌いだけど、仕方ないから1日くらいつきあってやる」という上から目線になってやったり。
「自分だと、外でないからな、外に出るいい機会だ」と捉え方を変えてみる。
物は言いよう、考えようと言います。
③楽しみをセットにする
美味しくない物でも、自分が好きなマヨネーズをどちゃどちゃにかければ食べられる。そんな人いますよね、そんなテクニックです。
運動会の後で「○○をしよう」「その次の日は△△をしよう」といった感じで自分の好きな事を入れておきましょう。嫌な事1個に対して、楽しみな事、嬉しい事を2個3個入れておけば、1個くらい嫌な事を抜けられる。
もちろん、ものすっごいおっきな楽しみがあれば、嫌な事の10個20個どんと来いとなります。
④愚痴を言う
もう、かっこつけるの止めましょう、グチグチ言いましょう、うだうだ言いましょう。
嫌な気持ちを吐き出せば、根本的な解決にはならないかもしれませんが、たまったストレスをちょっとは抜けます。だれかに「うんうん」って聞いてもらいましょう。
カウンセリングでもいいです。命の電話でもいいです。
キャバクラのお姉ちゃんに仕事の愚痴をきいてもらってもいいかもしれません。
女性のあなたは、彼氏か旦那を座らせて「今から、『うん』『なるほど』『わかる』しか言っちゃダメ」と制限かけて、うなづきながら話を聞いてもらいましょう。
職場の上司、学校の先生などに自分が大変であると相談してもいいでしょう。大変という事が伝われば対策も考えてくれるかもしれません。
⑤寝る・休む
嫌な事があると、10倍以上疲れます。
疲れや寝不足があると、嫌な事もいつも以上に嫌に感じるのでストレスが大きくなります。色々言わずに休みましょう。
◇
ストレス対策とは1人1人みんな、違います。あの人にとって有効なストレス対処も、自分では使える環境でなかったりすることもあります。
運動がストレス解消になる人は運動すればいいですが、運動嫌いな人に「ストレス解消に運動だ!」となるとストレスが増加するだけです。
あなたのストレスに感じるに苦手な事は何ですか? それのどこが「嫌」なんでしょう?
「なんで嫌?」ではないです。嫌な事に理由はいりません。嫌な部分を探して、そこを「やらない」「楽しみで覆い尽くす」「この『出来事ここが嫌なのよ』と愚痴る」それが対処の1つです。
あなたの楽しみや嬉しい事は何ですか?
好きな事に理由はいりません、だって好きなんだもん、これでいいんです。そのままの自分でいいんです。
嫌いな事を減らして、好きな事を増やしましょう。それがあなたのストレス対策になります。
え? 考えるのがストレス?
分かります。頭を使うのも大変だし疲れますよね。でもやりましょうなんていいません。疲れるなら今はやめときゃいんです。
自分がほんのちょっぴり、ほんの僅かでも楽になるなら、ストレス対策は成功です。
このストレス社会にストレスゼロってなっても、それはそれでストレスになってきます。「みんなと違っていいのかな?」「楽していていいのかな?」と思ってくるのもストレスです。
ゼロにならなくてもいいんですよ。
世の中にやっちゃいけない何てことはないので、色々やって気分が楽になればいいですね。
それでも無理なら、病院もありますし、会社の休職制度もあります。使える社会的な支援もありますし、生活が困窮しても支援してくれる団体もあります。学生でも学生支援科や投稿拒否の支援団体もあります。
人格が崩壊するとか、倒れるとか、自殺するとか、そこまで思い悩んでしまうのが人間です。
ちょっと楽しましょう、人生楽しくまでいかなくても、今より穏やかになれば幸せですよね。
ほんのちょっとの、極僅か、スズメの涙ほどでも楽になってくれたら嬉しい。
読んでくれた方の嬉しさは私のストレスを解消してくれますし、楽しいと思ってくれたなら、読んでくれた方のストレスを減らせました。
嬉しいループですねぇ。