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スタートダッシュ フラグ回収が早すぎる 1話

第3作目となる作品です、まだ2作品目が終わってないこともあり、毎日投稿する事はできませんが、最低でも1週間に1回投稿しようと思います。


最近妙な夢をみる、見覚えのない女性に連れられ鏡の中から外を眺める、そんな訳わからない夢を。


なぜから知らん、理由は簡単多分寝不足が原因だ、そろそろソシャゲの深夜周回をやめるべきかな、まあそんな事はどうでもいいか、今は文化祭の絵だな。


俺の名前は空宮(そらみや) 我一(がいち) 高校2年生 17歳、女性主人公を求めてる人には申し訳ないが、俺は男だ。


所属している部活はゲーム開発部、一見凄い面白そうな部活に見えるが、実際は暇人の集まり。


今俺は文化祭に出すゲームの設定画を描いている(家で)、最近集団昏睡事件?だったかそんなのが流行ってるとかで、学校が1カ月の間休校になって。


その間ぐうたらしようと思ったが…部活の顧問から[休んでる間でも進めろよ、文化祭は11月だ間に合わせろ]、と言われていやいや書いている。


まだ10月3日だぞ、まだまだあるだろ、まあそんな事言ってもどうにもならないか、今はやるしかない。


と、そんな事を考えていると、俺の机がいきなり揺れた…机じゃないな、正確に言うとスマホが揺れた訂正する。


【電話だよ…電話だよ……電話だよ】


「しかし、電話か…珍しいなと言うか今3時だぞ(深夜)一体誰から…って花子(はなこ)さん」


猿渡(さわたり) 花子(はなこ)、同じゲーム開発部の1年生の部員、16歳の女生徒、過去に色々あり、仲がいい


だけど…なんでこんな時間に電話を、まあ放置しても意味ないか、出よう。



「どうしたの花子さんこんな時間に」


『空先輩ですか』


「いや、俺以外誰がいるんだよ、でなんか用でもあった」


『進捗どうですか』


「え?全力で未完成だけど」


『君の隣で、じゃないですよ、完成してないのを誇らないでください」


「冗談冗談、本当は進んでるから」


『そうですか』


「うん」


まだ5%としか進んでないけど。


「それよりなんでこの時間に?進捗確認なら別の時間にすればいいじゃん、こんな深夜に連絡しなくても」


『それには訳がありましてね』


「訳?」


『はい、実は今日小道先輩の家に行ったんですけど』


花子さんが言った小道先輩、と言うのは同じゲーム開発部の3年生女子の一条(いちじょう) 小道(こみち)先輩の事、結構天然?と言うか頭のネジが5本ぐらいはずれてる人。


頭はいいんだけど…行動がおかしい、自作のパソコンを作ろうとして、新品の30万ぐらいするパソコンを買って分解して、自作のパソコンを作った事がある。


他にも学校でカレー作ったとか、学校のパソコンに自作のウイルスを送ったとか、とにかくイカれてる人だ。


『小道先輩なんですけど…家に居なかったんです』


あの人家に居る方が珍しいけどな。


「それがどうかしたの、一条先輩が家に居ない事なんて、当たり前じゃないか」


『そんなんですけど、なんか5日も帰ってきてないらしくて』


「5日も、それは変だな」


『それとさっき先生からも連絡が来てですね、一部の生徒の連絡が繋がらないから、急いでイラスト部のメンバーに連絡してくれって』


先生よ、なんて時間に連絡してんだ、深夜だぞ、なんで深夜に連絡した、俺は起きてたけど普通深夜に連絡するか。


「それで、俺に連絡を」


『はい、それで他の部活のメンバーに連絡を取ったんですけど、マコ先輩や顎門(あぎと)くん、新島(にいじま)先輩に横一(よこいち)先輩』


「今いるゲーム開発部の部員全員だな、それがどうした」


『はい、それが全員連絡が繋がらなくて』


「は!?」


いやいやいや、おかしいだろ、マコ先輩に顎門に新島に横一先輩、この4人全員と連絡がつかない。


そんな事をあるか明らかにおかしいだろ、しかも一条先輩に関しては家にも居ない、なんか変だな。


「なんかのドッキリか?それともお泊まり会でもしてるのか」


『さあ、もしかしたら誘拐でもされたんですかね』


「おいおい、物騒な事言うなよ」


『そんな事は流石にないとは思いますけど、まあ空先輩も気をつけてください』


「気をつけるって何をだよ、まあうん気をつけるよ」


『じゃあ、生存確認と進捗確認も済みましたし、もう切りますね』


「はいはい」


ブチ


切れたな、しかし変な話だ、全員連絡つかなくなるとか、ホラー作品の入りかよ。


「さて、そんな事より、絵を描こうまだ5%しか進んでないし…ってあれ?」


俺は回転する椅子でグルグル回っていると、とある物を見つけた、俺は回転する椅子から降り、押し入れのドアに立て掛けられた見慣れない鏡に近づく。


その鏡は…何というかそこそこでかい1mぐらいはある、縁も金色で鏡も綺麗、だが


「…こんな鏡俺の部屋にあったか?」


いや、無かったなこんな鏡、買った覚えも無ければ部屋にあった覚えも無い、それか電話している間に妹が仕込んだか。


でも深夜だぞ、それに電話中に俺の部屋に入ってきたなら、流石にわかる、そこまで老いてない。


「まあとりあえず邪魔だしどかすか、こんな鏡俺の部屋には必要ない」


俺は鏡をどかそうと触れた瞬間、鏡から黒い手が現れた、俺の右腕を掴んだ。


「な!?なんだ」


俺はその手をどうにかしようと、体を動かそうとした瞬間、鏡から無数の手が現れ、叫び声を上げる隙すら無く、俺は無数の手に捕まれ、鏡の中に引きずり込まれた。


この作品本当は1作品目としてあげるつもりだったんですが、色々あり3作品目になっています、その証拠に主人公の名前に一と言う文字があります。

まあぶっちゃけ出した順番はそんなに本編とは関わらないし関係ないのでいいんですけど…

…と、とにかく今日から始まる物語、もしかしたら没にするかもしれませんが、楽しんでください。

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