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藍理集  作者: 藍理
6/33

君じゃなきゃ。

好きだ。

すきだ。貴方が好きなんだ。


でも、私のすきな人にはすきな人が居る。

私は、それを遠くからただ見つめて居るだけ。昔は仲が良くてよく話したのに、今やすっかり話さなくなった。悲しいな。

遠くから見て、貴方と貴方の好きな人を見ているととても幸せそうな顔をして居るんだ。

私も、ああなりたい。逐一考えるよ。


最近、久しぶりに話したね。

貴方の悩み、それは私の悩みと全く同じだった。

貴方の好きな人にも、別に好きな人が居るらしい。とても苦しくて、辛いって言っていた。私もだよ。私も、苦しいよ。

貴方がそばに居てくれないんだから。

貴方が隣で笑って居てくれないんだから。


でも、どう頑張っても貴方は振り向いてくれない。それに、貴方にあんなに幸せそうな顔されたら、諦めるしかないよね。

ねぇ、もういいじゃんか。

貴方の好きな人、私になればいいじゃん!

君の好きな人は、違う人が好きなんだからさ!

はぁ、何て最低なんだ。

最愛な人の恋を応援出来ないなんて。

なんて最悪なやつなんだ。

もうやだよ。


離れて行かないでよ。

ねぇ、行かないで。

そばに居てよ。

隣で笑ってよ。

君の一番になりたいよ。

前みたいに、前みたいに...

ねぇ、なんで冷たくするの?

なんで私じゃ駄目なの?

やっぱり、完璧な人じゃないと駄目なの?

完璧じゃない私は、駄目なの?

好き、を諦めたくない。

でも、もう心が折れそうだよ。

またこの気持ち。胸の何処かに穴が空いてしまった。

この穴は、貴方しか塞げられないの。

ねぇ、、



「私を好きになってよ!」

少し前までの、私の心境です。

片想いが、辛くて辛くて。

私→貴方→貴方の好きな人→その貴方の好きな人の好きな人。

一方通行、Uターンもなし。

辛い。


ねぇ、私じゃなきゃ駄目なの?


読んで頂きありがとうございました。

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