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藍理集  作者: 藍理
3/33

自分って。

間違ってた。

憧れの人物に私はなりたいと、逐一考えていた。

その人は、幼少期から家庭環境にも恵まれずに独りで居ることのほうが多かったという。そんな人になるには、自分もそうならなくては、だなんて思っていた。

それは、浅はかな考えで、その憧れの人物がどれほど辛い想いをして来たか、どんな想いで、どんな努力で、ここまで来て居るのか。そんなことを考えると、なんて最低な事を考えて居たのだろうと、自分にがっかりした。


自分と、あの人は、全然違う。

あそこまでの才能がない。

自分ってどんな人なんだろう。

今まで、あまり考えたことがなかった。いいきっかけだ。少し考えてみよう。


自分は、あまり社交的ではない。ある特定の人のみと話す。つまりコミュニケーション障害というやつだ。大勢の人の前などで、発表などする機会があった時なんか、足が竦んで今にも倒れそうだった。

誰かと話す時は、目を見て話せない。

それに、独りを好む。でも、独りを好む癖に、誰かと居ないとクラスでも浮いてる気がするから嫌だ。

あまり、出掛けたりはしない。出掛けても、疲れるだけだし、人が多い所だと必ずと言っていい程体調を崩す。

友達は、社交的ではないのでそこまでは居ない。3〜4…4〜5…人程度?

頭は、良いわけではない。かといって、すごく悪くもない。

運動は、人並み程度にできる位。

文房具が好きで、いろいろ集めている。


普段は、心の底などの気持ちなどは人には打ち明けない。言葉にするのが難しい。だから、自分はいつも文章に表す。自分で作った歌詞だったり、携帯のソフトのメモ機能を見ると今までの感じて来たことなどが沢山書いてある。この『小説家になろう』と言うサイトも同じで、言えない感情を、伝いたいけど伝えられない感情を気付かれないように書いている。


あと、自分が得意なのは…、絵を書くことだ。始まりは幼稚園。幼稚園の頃、体が弱く、軽い拒食症だった。それに、虐められていた。そのため、幼稚園にもいかず、一人で部屋に居ることが多かった。小さいなりに、色んなことを沢山考えていたのだろう、当時書いた絵のどの人物も泣いていたのだ。これは心の表れだろう。

そんなことをきっかけに、よく鉛筆を走らせるようになった。

小学生の頃は、目立たず静かに過ごしていた。

中学は、変わろうとした。

人と、沢山関わりを持とうとした。でも、やはり無理だった。相手に迷惑をかけてばかり、気を使ってばかり。そんな自分にうんざりしていた。挙げ句の果てには、一番仲が良かった人さえも自分から離れて行ってしまい。それでも、どうにかと学級委員長になって見たり。でも、やはり。


でも、1年の時ある人と出会った。その人を、少年M君としよう。

その人と出会ったことで、自分の個性を掴めるようになって行った。特に好きなものもなく、特に嫌いなものもなく。そんな自分にたくさんのことを教えてもらった。

私と、M君をまず繋いでくれたのは「文房具」。M君は、よく自分の趣味を共有したがる人で。その1年は、彼と同じ班だったり隣だったりと近くにいたからよく話していた。

喧嘩も、初めてしたし、好きなバンドも教えてもらい、執着心のない私でも、そのバンドは今でもなお好きだ。

M君との出逢いは、とても刺激的なことだった。自分を作ってくれたあの人にとても感謝している。


話が大幅にずれてしまったが、自分とはどんな人物なんだろうって思い返せた。

この個性、自分の個性を大事にして、

憧れのあの人になれるように努力しよう。



締まりが悪い。

ごめんなさい。



自分ってどんな人なんだろうって考えることは大事だよ。


書いた分を文を読み返すと、自分って良い所がないなぁと落ち込みました。


良い所を沢山見つけて、個性を大事に人と関わりあって行ってください。



読んで頂きありがとうございました。

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