表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
藍理集  作者: 藍理
18/33

つよくありたい

あんまり楽しく無いような日々

少しずつ変えて、心の底から笑えるようなそんな日々へ。


僕の好きな人が、毎日楽しめるように

だから僕は毎日を頑張るんだ


だけど、そんな毎日は苦しくて

投げ出した日もあった。

全てがどうでもよくって、

また自分を嫌うんだ。


今の僕は、元気でいるよ。

ただ心の傷が癒えないだけ。

どうせ何もできないのなら、

今に意味は無いと

叫んだ、あの日の僕は小さな怪獣だ


花は咲き誇るけど

いつかは散るものだと

その小さな命に、意味はあるのかと。


いつしかの僕も、花のようにいられたかな

その小さな命のなかの一握り


優しくありたい、強くありたい

この脆く壊れそうなこの心には

そんな未来は無いの


過去の僕はどうでしたか

気づけないまま、勝手に妄想

一人部屋の中

もうどうだっていいやと、投げ出した

あの日の僕は大きな蟻だった。

踏み潰されて 何かが溢れ

この悲しい末路をたどるのかな。


一人がいいと願うこの心にはまだ

足りないもの

そう、それは僕の心の支え人


いいのかな、もういいかな

僕を許してくれよ


全てを飲み込んで消えてしまえたら

でもその小さな、胸には

到底、入るはずなくて

思い切り、はちきれて、また傷つけた。


未来の僕は、そこに居ますか?

この傷だらけの心は逞しくありますか?

どうしたんだい、兄弟、

そんな悲しいそうな顔。

変わって行くと思うんだ、僕のこれからは。


愛の空を、藍の空を眺めて居たんだ

その空は酷く綺麗でした。


僕の心を飲み干してしまったこの空に

委ねた僕はもうここには居ない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ