不思議。
恋愛ってなんなんだろう。
恋ってなんだろう。
好きってなんだろう。
無意識にも、不自覚にも陥る恋煩い。
お互い、好き同士で、相互尊重しあえるそんな関係こそが恋愛?確かに、それは理想的だ。でも、一つ欠点を挙げるとしたら、疲れてしまうだろう。あいてに合わせ合わせ、それで関係を保って。お互いを傷つけあってるように見える気がする。
それなら、こんなのはどうだろう。
毎日ぶつかりあいが多い、喧嘩が多いカップルは?...まぁ、喧嘩するほど仲がいいとは言うけれども、そうはなりたくないだろう。
色々考えてみると、どんな恋愛が正しいかなんてわからない。それぞれなんだね。
彼氏又は彼女がいるその人達にはそれぞれ、たくさんの恋愛の公式が構成されていて。まぁ、時にはその公式が崩れてしまう時もあるけれど、崩れたまま、放っておく時もあるかもしれないけれど、どうにかまた作り直して行って。
すごいなぁって思う。
よくよく考えてみたら、たまに、自分には恋愛が不向きだったんだなぁと落ち込む時がある。話しかけに行こうとしても、今日こそは!今日こそは!と言えない日々を重ねていき、ただもどかしいばかり。
不向きだなと思っているのは、また違う理由がある。それは、自分自身の個性。性格。
酷く優柔不断なこのコンプレックスは、いつも、迷惑をかけてしまう。ここで言う、迷惑をかけてしまう人は、今までに関係があった人。沢山沢山迷惑をかけて、悲しませて。
迷惑をかけてしまうばかりなのなら、いっそのこと恋愛なんてしなきゃいい。一人でいればいい。
...って思っても、そんな決心は束の間。何処かへすぐ消えてしまう。
最低な私なんかと、いていいのかな。
きっと君に迷惑をかける。
いや、もうすでにかけてしまっていると思う。
でも、決めたんだ。
今更、何言っているんだ、何度同じ過ちを繰り返してきたかわかっているのかと、何度も問いただしていたけれど、どうも頭に入ってこない。
ただ、決めていた。一択だって。君だって。
ここは小説だからいいけどさ。
束の間の恋心は簡単に言うもんじゃないなぁ。
恋愛に不向きなんだと思わないように。
思えないほどに。