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藍理集  作者: 藍理
16/33

不思議。

恋愛ってなんなんだろう。

恋ってなんだろう。

好きってなんだろう。


無意識にも、不自覚にも陥る恋煩い。


お互い、好き同士で、相互尊重しあえるそんな関係こそが恋愛?確かに、それは理想的だ。でも、一つ欠点を挙げるとしたら、疲れてしまうだろう。あいてに合わせ合わせ、それで関係を保って。お互いを傷つけあってるように見える気がする。


それなら、こんなのはどうだろう。

毎日ぶつかりあいが多い、喧嘩が多いカップルは?...まぁ、喧嘩するほど仲がいいとは言うけれども、そうはなりたくないだろう。


色々考えてみると、どんな恋愛が正しいかなんてわからない。それぞれなんだね。

彼氏又は彼女がいるその人達にはそれぞれ、たくさんの恋愛の公式が構成されていて。まぁ、時にはその公式が崩れてしまう時もあるけれど、崩れたまま、放っておく時もあるかもしれないけれど、どうにかまた作り直して行って。

すごいなぁって思う。


よくよく考えてみたら、たまに、自分には恋愛が不向きだったんだなぁと落ち込む時がある。話しかけに行こうとしても、今日こそは!今日こそは!と言えない日々を重ねていき、ただもどかしいばかり。


不向きだなと思っているのは、また違う理由がある。それは、自分自身の個性。性格。

酷く優柔不断なこのコンプレックスは、いつも、迷惑をかけてしまう。ここで言う、迷惑をかけてしまう人は、今までに関係があった人。沢山沢山迷惑をかけて、悲しませて。

迷惑をかけてしまうばかりなのなら、いっそのこと恋愛なんてしなきゃいい。一人でいればいい。

...って思っても、そんな決心は束の間。何処かへすぐ消えてしまう。


最低な私なんかと、いていいのかな。

きっと君に迷惑をかける。

いや、もうすでにかけてしまっていると思う。


でも、決めたんだ。

今更、何言っているんだ、何度同じ過ちを繰り返してきたかわかっているのかと、何度も問いただしていたけれど、どうも頭に入ってこない。

ただ、決めていた。一択だって。君だって。


ここは小説だからいいけどさ。

束の間の恋心は簡単に言うもんじゃないなぁ。

恋愛に不向きなんだと思わないように。

思えないほどに。

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