作者の後悔物語。
彼と出会えたことに、意味はあったのか。
彼と過ごしてきた日々には、運命とやらの何かしらの意図はあったのだろうか。
彼が、一瞬でも自分を見てくれて居た奇跡に何故気付かなかったのだろうか。
そんな時に、何故あんなことを言ってしまったのだろうか。
これまでの日々に、今の私が名前をつけるとしたら、それは「後悔」。
後悔と言う名の、私の日々は、名前通り悔いてばかり。
恥ずかしながら、素直じゃない私は気持ちもうまく伝えられずに終わってしまった。
どう足掻いても、もう、どうしようもない未来に願ってばかり。
過去に、恨んで、未来に、願って。
過去に、願って、未来を恨んで。
私は、所詮君が居ないのならば独りと言っていい。君の周りには、沢山人が居て、大事な人も居て、私の周りには誰独りとして居ない。
どこで間違えてしまったのだろうか。
やっぱり、君と出会ったことが、間違えて居たのかな。
そんなことない。
私の隣に居てくれる人は、言ってくれた。
いつまでも過去をひきずっていた私にも、「運命の人」って言う人が出来たのかもしれない。いや、今の私にはまだ早い言葉かな。
でも、こんな私と一緒に話してくれる人が居る。
時には、いじってくる、何気優しいゲームヲタクとか
時には、先生に恋する女の子だったりだとか
時には、真面目なのに、個性的で面白い奴だとか
それに、私と共に進んでくれる大事な人であったり
あいつは、沢山喧嘩もして、一緒に買い物行ったり、ゲームをして惨敗したっけ。
考えて見ると、沢山、沢山、周りに居てくれて居る。
こんな私と、関わってくれる人にただただ嬉しい。感謝だ。
今の私は、ここに居ます。いつまでも、過去の私が居るわけでは有りません。
大事な仲間たちや、大事な人もいます。
貴方と出逢えた事は、決して無駄ではなかったんだって思えるように、ちょっぴり悲しいけれど、毎日を頑張ります。
なかなか離れてくれない、君への執着心のせいで、君の恋をまだ応援出来ないけれど、
でも、陰ながら応援しています。意味わからないね。
これは、藍理と言う名の作者の儚く散った恋物語でした。
失恋は、悲しいです。
そして、今までの想いや、二人でした出来事などが一気に走馬灯のように蘇えるため、なかなか、普通の自分に戻れないのが苦しい所です。
なかなか離れてくれない君へ、この小説を読んでくれたら嬉しいです。