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【奇異譚】  作者: 赤ずきん
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其の二、めじは

其の二、めじは

 桜「{なに、どしたの?}っと。」

友人からのメールに返信して、買い出しメモに目を通す。

桜「ジャガイモ、人参、糸こんにゃくに醤油・・・肉じゃがかな?肉無いけど・・・。」

日曜の自由な時間を少しでも多く取りたい為、早速近場のスーパーに買い出しに行く。近所の顔のよく知るおばさま方がセールの時間に目を光らせていた。こわい。

巻き込まれないように買うものを買って帰途につく。

桜「あ、メール。」

完全に忘れていた。申し訳ねぇ。

メール{いやさぁ、悪い夢を見て怖くなったから親友である桜に真っ先にメールしたのさぁ♪}

前言撤回、全く申し訳なくないわ。

要するに暇だったからメールしたのだろう。

適当に返信して好きな番組の録りためた録画を見始める。

あぁ至福。

一通り見終えると既に16時になっていた。

桜「日曜とはなんとも儚きものよ・・・。」

と、このタイミングで電話がかかってくる。あのメールの友人からだ。

無視という手もあったが、親友である優しい私は一瞬の迷いを見せ、電話に出る。

桜「もしも・・・」

友人「助けっ・・・ジジッ・・・箱・・・」

ブツッと電話が切れる

桜「・・・また何のイタズラよ。」

イタズラにしては不気味な気もするが・・・

折り返しの電話をかける。

桜「・・・・・。」

繋がらない。

桜「・・・イタズラよね・・・。」

気にはなったがまた何かしら連絡がくると信じてそれ以上の思考をやめる。

モヤモヤしたままその日は何事もなく終わる。

連絡すらもなく。


どうでしょう。既にここまででいくつかのヒントはばら撒いています。

感のいい人はもう気づいてるかもしれませんねぇ・・・

感がよくても知識がなければ意味のないものですがね。

さて次回はどうなるのか。










にみしのたお

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