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健康オタク悪役令嬢、静かに城内改革を始めます  作者: 南蛇井


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82/99

次回に続く“微妙に甘い空気”

夜。

静寂に包まれた王城のテラスで――

レオンは一人、月光に照らされた古代石板を手にしていた。


風が涼しくて、静かで。

昼間の喧騒が嘘のように遠い。


レオン

「……アリア」


ぽつりと名前を呼ぶ声は、

誰に聞かせるでもなく、ただ夜に溶けていく。


レオン

「きみと一緒なら……

 この国をもっと良くできる気がするんだ」


その表情は、王太子としての責任と、

一人の青年としての想いが入り混じった穏やかさ。


レオン

「その想いが……いつか伝わるといいんだけどな」


そう呟くと、彼は石板を胸元に抱え、

ふっと柔らかく微笑む。


恋と呼ぶには遠い。

けれど確かに存在する、

あたたかな気配。


夜風がそっと彼の髪を揺らし、

その静かな決意を祝福するように流れていった。


――ゆるく、少しずつ。

否応なく、自然に。

二人の距離は、今日もまた縮まっていく。


(そして明日も、王城は元気に健康オタク革命中である)

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