表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
健康オタク悪役令嬢、静かに城内改革を始めます  作者: 南蛇井


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

80/99

遠くから見守る(盛り上がる)取り巻きたち

夕暮れの中庭。

アリアとレオンが並んで歩くその少し離れた場所――

木陰と花壇の裏には、不自然なほど同じ方向に顔を出す影があった。


ルチア

「……お嬢様、さっきからずっと真っ赤ですね……!」


ヴァルノ

「王子殿下の声のトーンが通常より0.3低い。

 これは“距離を縮めにきている音域”ですよ」


護衛A

「おい、今の言葉聞いたか? 『未来をよくできる気がする』だとよ」


護衛B

「動いたな……殿下がついに……!」


護衛C

「いや、まだ甘い。“兆しレベル”だ。

 もう一押しイベントが来ないと正式ルートには入らん」


ルチア

「な、何の話をしてるんですか!?」


ヴァルノ

「殿下×アリア嬢の進捗予想ですよ。

 私は“一週間以内にもう一段階進む”に一票です」


護衛A

「俺は“次の危機で急接近”に賭ける」


護衛B

「いや、“偶然の手が触れる”が先だろう」


ルチア

「ちょ、ちょっと!? なんで賭けまで始まってるんですか!?」


取り巻き全員、妙に真剣な目。


取り巻きたち

「王国の未来がかかっているからな」


そこへ、ちょうどアリアが振り返る。


アリア

(……なんか背後から視線がする……)


物陰の一同

(スッ……!)

※全員、揃って木の後ろに隠れる。


アリア

(やめて……お願いだから……!

 もう放っておいて……!!)


夕暮れの中庭には、

レオンの優しげな声と、

それを見守りまくる取り巻きたちのざわつきが交錯していた。


アリアの“ゆる恋の気配”は、本人の意思をまるっと無視して

周囲の盛り上がりによってどんどん加速していく――。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ