城内に“魔静タイム”が正式導入
その日、王城の大広間にて。
魔術師長が重々しく巻物を広げた。
魔術師長
「本日より、王城の夜九時を“魔静タイム”とする。」
瞬間、貴族から騎士まで、ざわつきが広がった。
■各部署、大混乱
貴族
「夜会の時間を……前倒しにせねば……!」
「九時に静かに? 舞踏会はどうするの?」
騎士
「夜の筋トレ……中止……?
いや、でも肩の調子は良くなったし……むむ……」
王子
「スクロール制限……?
せ、せめて……せめて一章だけ読ませて……!」
アリア(手を叩く)
「はいはい、不満は全部聞くけど、
“従ってもらう”わよ!!」
王子
「ブラック企業の上司みたいな言い方!!」
■“魔静タイムの鐘”が鳴り響く
城の壁には新しく、小さな水晶鐘が取り付けられた。
夜九時になると、やわらかな青光とともに――
ぽわーん……ん……
と、眠気を誘う不思議な音色が流れる。
メイド
「……この音、すごく落ち着きますね……」
騎士
「剣を置きたくなる音だ……」
魔法士
「詠唱より眠気が勝つ……!」
アリア(満足げ)
「これで城全体が、ちゃんと寝られるわね!」
■ルチア、感慨深げに
ルチア
「お嬢様……ついに睡眠の改革まで……
王城の歴史に刻まれましたね。」
アリア
「当然よ。
健康の基本は“寝て食べて動く”!
そして次は――」
ビシッと指を突き出す。
アリア
「“姿勢改革”よ!!」
ルチア
「また敵が増えますね!」
アリア
「来なさい!! 健康で倒してあげるわ!!」
■そして、次回へ
こうして王城全体に“良質睡眠文化”が芽生え、
翌朝の魔力はかつてないほど安定した。
しかしアリアの改革はまだ続く――
次回、姿勢改善で王城がまた騒ぐ!




