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この本を読む貴方へ  作者: 不明
9/11

第6話 隣人


隣の家のチャイムが鳴った。

「こんにちは」と声をかけると、向こうも返事をした。

今日は少しだけ遅めの時間だ。まあ、普通だろう。

庭先で少し話をする。

「昨日の天気はどうでした?」

隣人は首をかしげる。

「昨日? ああ、雨でしたね」と言ったが、今日の空は快晴だ。

少し変だな、と思ったけれど、まあ、普通のことだ。

少し雑談を続ける。

「最近どうですか?」

「ええ、変わりなく……あ、でも昨日の話、覚えてますか?」

また昨日の話か、と頭の中で整理する。

でも、会話は続く。普通の会話だ。

少しすると、隣人は手を振って家に戻る。

玄関のドアが閉まる音。

「じゃあ、また」とだけ言って、消えた。

時間も少し変に感じるが、問題はない。

家に入ると、自分の部屋で日記を開く。

今日も、普通に隣人と話した。

少しおかしいこともあったけれど、私にとっては普通の一日だ。

明日も、きっと普通に過ごせるだろう。


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