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待てと言われて待ったけれどもう限界です  作者: maruko
番外編

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11/18

ミシェル2/4

物心ついた時に気付いたのは私のお母様は不細工だった、いや言いすぎかな、普通の顔。

当たり障りのない顔って言えばいいかしら?

お父様も一緒普通の顔、でも私にはとても甘かった。お母様は呆れたように私達を見ていたけど、どうでも良かった、だってお父様は私が大好きなのだもの、笑ってあげなきゃ可哀想だわ。


お父様はよく私をお城に連れて行ってはそこにいる人達に私を自慢していた、そのうちに遊び相手だと言って奥のお庭に連れて行ってもらったら、とーっても見目麗しい3人の男の子。


王子様二人に侯爵家の嫡男だって。

それからはお城に行く度に遊んでもらったわ、楽しかったなぁ

マーティンとセルビアンは二人して私を取り合うの、とっても気持ちよかった。

サミュエルは優しいけれど別に私の事には興味がないみたいだった。

それはちょっとイラッとしたわね。


そんなある日お父様がお母様に愚痴っていたわ。


「何故だ!あんなにアピールして遊び相手として側にも置かせてもらってるのに何故ミシェルは婚約者候補になれないんだ、なんの為にお前の妹と⋯」


「貴方それ以上言うと怒りますわよ」


「でも王家との婚姻の為にあんな性格の悪い女の機嫌を取って子種を入れてやったんだぞ、あんな女に幾ら使ったと思ってる」


「貴方が言い出したんじゃない、私達二人の子なら顔が普通になるから万に一つの可能性にかけようって、その経費は此方も負担したわよ、それにその後売り飛ばしたんだからそれで良かったじゃない。お金も手に入ったし」


「あの女は贅沢だったから結構使わされたんだ」


「まぁそうだったの、お父様の庶子だったのだけど贅沢に慣れてないからここぞとばかりに強請ったのね。ごめんなさいね」


「いやまぁいいよ昔の事だ、それにお前の子は優秀だからな、其方はどうだ?」


「マーティン様は《《アレ》》がいるからセルビアン様に付けて貰おうと思って学習させてるわ、王太子がどっちかまだ解らないでしょう、両方に手を打っておかないと」


「でもあんなに可愛いのに何故ミシェルは⋯」


「おそらく家柄だわ、公爵家が先でしょう候補は。後はどこなのかしらね、侯爵なら家の方が上だと思うのだけど」


「辺境伯のとこだ」


「辺境伯なんてあった?」


「コールデンだ、彼処は特殊だからな、本人達は断ってるがもう議会では辺境伯と呼ばれている」


「そうなの、困ったわね。ホントにそれじゃあなんの為にミシェルを産ませたのかわからなくなるわね」


聞いているうちに眠くなって私は廊下で寝ていたみたい。

起きたら部屋だったわ

あの時は子供ながらにお母様の子じゃないと聞いて安心したわ。

大人になってあの顔になるなんて嫌だもの。良かった私の生みの親はきっと綺麗だったのね。


それにしてもマーティンの婚約者候補に私が選ばれないなんて可笑しいわ。

天使のミシェルなのに、そう子供心に思ったのよね。

でもその辺境伯とかいう所が辞退したから私が繰り上げになったみたい

二人は大喜びだったわ。






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