第九話「安全なのか?二人の神候補」
こんばんわ。
なめこ汁を服にかけて火傷した那祢です。
寒い日の飲み物には気を付けましょう。
さて今回は回りの神候補を見に行く補佐。
彼ら、彼女らは大丈夫か?
またあとがきで。
僕はそのあと周りの島になっている国を渡り歩いた。
なぜかって?
あんな奴らがいたんだ。
他の奴だって同じことをする可能性がある。
いやあるはずだ。
そう思い他の神候補の作っている街を確認することにした。
まずは・・・・
山と豊穣の神。
ピチTの男に会いに行った。
ピチTの島は山や平野などに囲まれたなだらかな土地。
もちろん農村するに適した地帯だった。
ピチTは案外優しく向かい入れてくれた。
「前世がよー。農家やってたからこんなん簡単だ。」
「田んぼや水車、しまいには風車まで作ってしまいましたか!?」
「そうそう!米って異世界では恋しくなるてよく言うし必要ってアニメでよく言うじゃん!」
「だからそう言うのを・・・・・」
「スマホねえしゲームもねえし。あるのは若いお姉ちゃんとわかくねえお姉様とのまぐわ・・・・」
「言わせねえよ!」
- ズビシ! -
ピチTの髪の毛の分け目にチョップをおみまいする。
「いてっ!何すんだよ!」
怒るピチTに僕は
「放送禁止や神様のタブーワードに入るのは禁止です!もし神にそのことを不快と感じられたら貴方様の命が・・・・」
少し震えながら手をバッテンにして伝えた。
「そこまで怖いのか?神補佐なのに?」
「・・・・・はい。かなり怖いです。一度戻って確認でも?」
震える僕に彼は怒りながら
「んなもんしなきゃいいんだろ?任せろよ!ここを素晴らしい農村地帯にすっから!」
拳を点に仰ぐように上げる。
ラ〇ウさんのリスペクトか?
まあいいか。
ならば私が彼に伝えれることは・・・
「約束ですよ?期待してますから。」
「ああ、まかせろ!米の次はミカンやブドウでもつくるか!まあそのために農具も進化させねえとな!なあ皆!」
彼が後ろを向くとそこには鍬を持った農民たち数百人いた。
今のところ星を作っている仲では人数が一番多いようだ。
ここはこのまま任せるか!
「ピチ・・・・・いえ神候補さま、皆さまを導いてください。では素晴らしい一日を!」
「ああ、任せて置け!神補佐。ちなみに俺の名は・・・・・・」
ピチTは自分のマイ鍬を持って名前を名乗った。
「ニシジマ リュウトだ!覚えて置け!」
彼の名乗りと笑顔に僕は安心してそこを離れた。
「太陽と天空の神は何をしてるんだ?」
僕は次の土地ルン子の島に向かう。
その場所は断崖絶壁。
よほどのクライマーでなければたどり着けないその頂上部分に村があった。
ルン子はドラゴン族とバード族、ハーピー族と暮らしていた。
ドラゴン族とバード族はその名の通り龍と鳥の人間体だ。
ハーピー族は天使族と違い、手が羽と鍵爪の為者が持てないがその代わり早い機動性を誇る。
空中からのアサシンに向いた生き物だ。
で3種族がグループが全員ルン子の島に生息している。
「あら君、可愛いわねー!いいこいいこ。」
「光栄です!お母さま。」
「あなたもお洋服、お似合いですね。えへへ・・・」
「おほめの言葉ありがとうございます。」
ん?
遠くから彼女の声が聞こえてきた。
僕はそっと確認をする。
そこの光景はとても異様だった。
バード族の子や人間の姿をしているがドラゴン族の子どもに囲まれてそれを撫でている。
顔はトロンとしていてまるで・・・・・
「そうです。あたし、ショタコンなんです。」
「うおうっ!」
いきなりルン子が声をかけてきた。
「いきなり驚くって失礼ですね!」
「いや、考え事をしていたので。」
「で、貴方の考えている事当たっていました?」
「・・・・・・まあ。」
確かにそう考えていたんだが。
周りを見渡すとバード族とドラゴン族、ハーピー族が仲良く暮らしている。
ドラゴン族は大きさが大きいので人化して住んでいるようだ。
家や商店が発達していてにぎわっている。
作物も野菜や牛や豚みたいな生き物を育てている。
彼女はもしやかなりのやり手なのでは?
さすが年の・・・・・
「だめですよ。乙女の年を考えたりしては。」
「なんでわかるんですか!」
「乙女の勘です。」
これは変なこと考えれないな。
だけど、彼女は何をしていたんだ?
「ああ、これですか?学校代わりの青空教室です。」
「青空教室?」
「だって学校ないし勉強しないとマナー、やってはいけない事など学べないですから。親が仕事をしてる間あたしが面倒を見ているの。あとちっちゃい子好きですし。えへへへへ・・・・」
「うっ!」
まあしょうがない。
言ってることは間違っていないし。
趣味と仕事の両立できるならばいいのでは?
「私が言えることは・・・・」
「わかった!頑張ってくださいでしょ?」
「・・・・うん。」
「もうっ怒らないの。お姉さんに任せなさい」
「わかりました。ではまた。」
僕は彼女に挨拶をして次の島に向かうことにした。
この二人は安全だと思う。
そう思いながら飛び立つのであった。
一応大丈夫みたいです。
本当に?
残る神候補は?
次回はおやすみ予定です。
またお願いします。
那祢でした。