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第五話「武術と戦争の神」

こんばんわ。

那祢です。

やっと前置きが終わり本編が始まりました。

まずはポチャ男の話です。

またあとがきで!

次の日。


僕は神様から直接命令をされ神候補たちに国づくりを教えることになった。

まずは1日目だし簡単な神候補にしてストレスを軽減しようと思ったのだが。

朝一番に奴がいた。

会いたくない奴が。

武術と戦争の神、ポチャ男が。


「おっ!昨日ぶりだな!こんな朝早く何やってんだ?」


声をかけてきた。

最悪だ。

神様への志と言う本が部屋に備え付けられている。

それの第一条に書いてあった。


- 一番最初に出会えた方の力になりなさい -


その教えに背くことは神様の法に触れると書いてあったが罰則は乗っていなかった。

たぶんできる範囲でやりなさいって事だと思う。

いや思おう!

僕は見なかったことにしてその場を離れようとした。


『逃げ出そうとした・・・・』

『だが回り込まれた!』


「無視すんなよって!」


いきなり肩を組まれた。

君のお友達じゃないのに。


「・・・・何かいたしましたか?」

「いや何にも。気が付かねえで去ってくからさ。ちょうど暇してたんだ!聞いてくれよ!」


それから2時間、僕は彼の愚痴を聞くことになる。


「でさー今やってるゲームだけどさー。うまくエイムが効かないからコントローラー・・・・・」


まったく話の内容がわからなかった。

僕はどちらかと言うと山ごもりして遊んだりシューティングゲームするより家に引きこもってRPGをする方が好きだ。

(彼はサバイバルゲームやFPSを知りません。そのため山ごもり、シューティングと言っております。)

何か文句でもありますか?

まあそれはそれ、これはこれ。

彼の言っている話を聞くと今の日本はかなり文明が発展している事がわかる。

だって死ぬ前の僕の世界にはそんなものは無かったから。

P〇5と言うゲーム本体。

せめて2までだぞ?

スマフォっていう名前の携帯電話を持ち歩いてゲームをするとか。

興味を引く話だった。


「でさーちょっとお願いがあんだけどさ。聞いてくれるか?」


おっと、彼の話を流してしまった。

話を戻すとしよう。


「お願い?」

「と言うか相談なんだけど。俺さー今からそれ作れねえかな?」


彼は回転している大きい地球儀を指を指した。

おー!

ちょっと驚いた。

他の皆がそろっていないのに自分だけ先に進めたいとか。

自分勝手すぎる。

すぎる・・・・んだが早く国を作りたい気持ちは同意できる。

僕も買ったゲームを一日でも早くやりたくて近所のゲーム屋さんの列に並んだことがある。

その時は僕の目の前で売り切れたけど。

僕は神様からもらったマジックボックスに手を入れ辞書をとりだす。

そしてページを開き確認をする。

そこにはこう書いてあった。


- 制作時間の前倒し、または延長は担当の神補佐官の同行次第となる。 -


「はい、わかりました。マニュアルを確認した所、私が貴方に同伴すれば大丈夫と書いてありました。」

「やっぱり!じゃあさー俺の星ーじゃなかったな。俺の島に連れてけ・・・・連れて行ってくれよ!」


行けるとなったら命令系か。

この方

嫌だがしょうがない。


「・・・・・・では向かいましょう」


僕は彼が与えられた島に向かうことになった。

島の場所決めは前回神スキルを得た後話し合いで決まった。

まあ、ほぼ一部のごり押しだけど。

でこのポチャ男の担当場所が・・・・・


「おー!ここが俺のリゾートアイランドか!」


この毎日が春のような温暖の島だった。

彼はこの島で何を・・・・・


「おっ!第一村人発見!」


人影を見つけたので彼はそこへ向かう。

・・・・・・・・せめて心の中のナレーションぐらいさせてくれ!

心でツッコミを入れる。


「よお!俺は神だ!話を聞けよ。」


人型の生物に近寄ると彼は声をかける。

人型生物は未知の存在を発見し驚きとどまっている。


「すみませんが貴方・・・・」

「ノマツだ。」

「えっ!?」

「ノマツ マサシだ!俺の名前は!貴方って呼ぶんじゃねえ!」

「・・・・・・・・」


僕は黙ってしまった。

貴方呼びが気に入らなかったようで人型生物の前でも気にせず俺に怒鳴る。

でも人型生物にはポチャ男ことノマツの姿が見えたとしても僕の姿は見えないんだけどな。


「失礼しました。ノマツさん。」

「まあいいぜ!でどーすりゃこいつたちを成長できるんだ!?サッサと教えろよ!」

「・・・・・・では機能教えた・・・・・」


僕は説明をする。

二回目だ。

前回、話した時に聞いていてなかったんか!

説明したことも何回か聞いてくる。

学校の先生って大変なんだろうな。

こんなのが沢山いるんだもんな。


「大体おおまかな事は分かったじゃあやってみるからどっかで見てきたり遊んできていいよ。いると俺の熱量が下がるからさ。」


そう言うと彼が人型生物の元に向かっていった。

そんなこと言われてもな。

僕、この世界でやることないし全く発展してないからな。

まあ、周りを観察してくるか。

それともほかの神候補を連れてきた方が良いのか?

僕は神の飛行能力を使いその場を離れた。


それが後々後悔することになるとはまったく思わなかった。

ポチャ男をほっとく神補佐官。

彼はこれから何をするのか?

次回もよろしくお願いいたします。

那祢でした。

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