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第三十話「報告と混沌の幕開け」

こんばんわ!

那祢です。

今回は潜入終わり戻ってきた四人。

彼らが思うこととは?

どうなる?

またあとがきで。

僕達は国に急いで戻った。

目標の兵糧を溜めたいた倉庫とニジシマ城の破壊は達成したから。

ただ一人の犠牲を生みながら。

馬車に揺られながら進む。

その道中は真っ暗なお葬式のようだった。


「・・・・・・・そろそろつくな。」

「・・・・・・・・・・・・」

「そう・・・・ですね。」

「・・・・・・・ああ。」


声をかけても返事が重い。

簡単な任務のはずだった。

僕達にはそつなくこなせる物だった。

だがほぼ惨敗に等しい結果になってしまった。


「はあ・・・・・お前達。そろそろ気分を切り替えろ。城にそろそろつく。」

「城?アミューズメントパークじゃねえのか?」


僕の言葉にシラマツがとげのある言い方で返してくる。

苛立った僕は


「お前、上司になんて口の利き方だ!」


と怒鳴ってしまう。

その声を聴きシラマツも怒鳴る。


「上司?あんなポカをするような奴がか?パンダと鬼ごっこしてる奴が?世の中は面白い世界になったんだなー。」

「なんだと!」


すかさずシラマツの胸倉をつかむ。

だが相手の方が力が強くすぐにとかれてしまう。


「じゃあ、考えてみろ。俺たちが仕事してる時にお前は何をした?情報収集って言って何処に行ってたんだ?それと班の分け方だっておかしかった!何でお前は単独行動で他の二人に新人の俺達を付けたんだ!普通は二と三人組の二班で別れて動くんじゃねえのかよ!」

「そ、それは・・・・・・・・」


言い返せなかった。

確かに僕たちの方針では五人組になった場合そのように分かれるようになっていた。

三人組の場合は一人捕まっても二人で行動し助けることが出来るなど育成マニュアルで書いてあった。

ならばなぜ今回はそうしなかったのか。

そう、僕自身が新人の二人とそりが合わなそうだと思ったからだ。

超陽キャラクターと超陰キャラクター。

僕は中間の人間がいいと思い押し付けてしまったのだ。


「そろそろ城に着く。話してると大佐に注意されるぞ。」


ヤヤアが僕たちを注意してきた。

彼女の顔も涙を流していたのか目がはれていた。


「ちっ!」


シラマツは舌打ちをすると僕から離れ遠くに座った。

また沈黙が流れた。



「おう、お前達。帰ってきたんだな。ごくろうだった。」


王座にはミツミ大佐が座っていた。

服装は軍服。

服の色は白色メインの赤色の装飾品をしていた。

カラー的にと言う鶏という動物をメインにした色だった。


「お待たせして申し訳ございませんでした。」

「良いて事よぅ。お前ら兵糧だけじゃなく城まで破壊してきたんだろ?ニジシマ、危篤状態だってなぁ。あのぴちTシャツが燃えたんだぜ!あっはははははは・・・・・・・!」


大佐は笑っていた。

高らかに。


「それとお前達のお陰で城に攻め込もうとしたタキハラの軍勢もほぼ壊滅って言うのも笑える。瓦礫が落っこってきて下にあった石にあたって衝撃で気絶、圧死ってさ。犯人も俺達じゃなくそいつらのせいになってるんだって。今から捕まった捕虜が処刑されるところらしいんだが・・・・・・・見るか?」

「あ、すみませんが・・・・・・皆疲れているようなので。ご遠慮させていただいてもよろしいでしょうか?」

「ん?見たくないって?」

「すみません。いつもより長旅になってしまい疲れを感じてる様子でして。」

「良いて。さっさと風呂に入ってぐっすり休め。しばらく休暇を与える。では解散。」

「あ。ありがとうございます。失礼します。」


大佐の誘いだったがどうしても見る気にならなかった。

アイツらのその後なんて。


「では、皆。解散。」

「・・・・・・・はい。」

「ああ、わかった。またな。」

「うん。またね。」


各自、散りじりとなった。

部屋までの道を歩く僕。

長いバックヤードを歩いていた。

タキハラ軍。

城から聞こえた絶命はする声はやはり彼らだったんだな。

人魚やサギハンで結成された水中特化の軍。

海で襲われたら諦めろとまで噂に聞く精鋭人が勢ぞろいとも聞いている。

その半数が。


「・・・・・それよりも。」


大佐の話から『ナバイ』の名前は聞こえなかった。

情報通の大佐ならもう知ってるはず。

彼が亡くなってしまったのを。

でも名前は一切出てこなかった。

それよりも大佐の能力の一つ、透視絵で処刑されるのを見るかと。

戦争。

そう戦争だから名前もなく亡くなっていくんだ。

そんな僕はある場所へ足を向ける。

その場所は・・・・・・・・



「どうして・・・・。どうしてなの!信じられない!信じらんないわよ!ねえ!答えなさいよ!嘘だって言って!」


僕は無表情のまま女性に服を掴まれ当たられている。

反撃すればいい?

無理だって。

だって彼女、無くなったナバイの母親だから。


「何であんたっみたいなのがうちの子の上司になったのよ!うちのナバイちゃんを返してっ!返してよ!体だけでも。」

「それはできません。彼はもう焼却して埋めてきましたから。」

「何で勝手なことをするの!ナバイっ!ナバイちゃん!!!!」


僕は耐えるしかなかった。

何時間も。

何時間も・・・・・・


ナバイの母親から解放された僕はようやく家にたどり着く。

まさに疲労困憊だった。

家に着くとベッドで横になりしばらくして永い眠りについた。

その間、自分達の仲間が起こしたことで世界が大変になるとは気が付かずに。

報告に対して不満が生まれた潜入グループ。

ヤマタカの寝てる間に何をしたのかはまた次回まで。

前回お休みしてしまいすみません。

(保存する前にバツで閉じてしまい全消去でした。)

またよろしくお願いいたします。

那祢でした。

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