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第三話「 七人の神」

こんばんわ!

那祢です。

やっと三話になりました。

話の始まりが長い気がしますが。

ようやく神様候補ご紹介となります。

では!

またあとがきで!

七人の神。

それは地球から送られてきた僕と同族だった。


「何でこんなことしなきゃいけないんだよ!めんどくせえ!こっちだって事故で巻き込まれてんのに!死んだってどういうことだよ!まだ終わってねえゲーム家に置いてきたのに!」


体系的にはぽっちゃりした男が言う。

どうやらお喋りで自分のあったことをぺらぺら話す。


「わたしだって死にたくなかったのに!ただ車で時速80キロぐらい公道で出して走っていたせいで・・・・ゲーム機何台か家に置いたままなのに!お願いだから!家に帰して!私まだ死んでないから!イケメンとだって付き合ってないのに!もーいやっ!」


こちらも負けないくらいのふくよかな女性だ。

ふくよか?とは言い方が優しい気がするのだが。

堕落した生活を送ったのだろう。

それでイケメンと付き合いたいとは。


「すみませんが。ハンドクリームどっかありますか?まだ手に塗ってる最中だったんだが?ここってどこですか?」


こちらは少しヤンチャをしていたお兄さんか?

服装はぴちっとしたTシャツを着ていた。

多分先ほど神様の話を聞いていなかったんだろう。

面倒くさい雰囲気を感じる。


「なんっすか?こいつら?同じ日本人だけど人種が違くねー?マジでキモいんだけど!」


根暗そうだがチャラいライダージャケットを着た男。

横にいるのだがタバコの匂いに鼻が曲がりそうだ。

確かこういうのには関わっちゃいけないって言われていたな。


「みなさん。まあいいじゃないっすか?神になれるんですよ?」


茶髪のチャラいお兄さんが周りをなだめている。

ほとんどの人が聞いていないのだが。

人望がないのか?


「そうですよ。あきらめてはいけないよ!これから私達、世界を皆で協力して作っていくのですから!」


明るい性格のお姉さん・・・・・

いや、あれは結構年上かな?

そのお姉さんは周りの人に声をかける。

こちらもチャラいお兄さんと一緒で聞いてもらっていない。

協力すればいいのに。


「それは押し付けですよ!あたしだって来たくて来たんじゃないのにいきなりそれをやれって?ふざけないでほしいわ!車が突っ込んでこなければこんなことにならなかったのに!」


和風の顔をしている女性が言う。

彼女の時代に車なんてあったっけ?

でも着ている服が僕の時代と同じだから彼女も同じ世界から来たのだろう。


この七人が神候補となった。

まだ神とは言えない神候補。

これから彼、彼女らにはこの世界を作っていってもらわなければいけない。

・・・・・・・・・・

でも神様よ。

何でこんな様々な人格の方を選んだのですか。

この人たちちょっと癖がありすぎです。

私が前に立っているのだから少しぐらいは気にするとかあるじゃないですか。

誰一人こちらを見ないんですよ?


「すみませんが私が世界の作り方の説明をさせてもらいます。」

「だからって言っても積みゲー終わらんかったしーこんな世界に来たくなかった!」

「あたしが悪いわけじゃない!私の前を車で走っていたのがいけないの!」

「ここには無いんですか?肌が荒れるのにふざっけんな!」

「だからお前たちは何なんだよ!うるせーなー!」

「落ち着いて聞けや。話を聞かねえやつらだな!アイツなんか言おうってしてるだろ?」

「もー!喧嘩は駄目ですよ!するなら違う所へ行ってください!」

「ケータイで麻雀してたのに何でここへ呼ばれなきゃいけないんだ!帰る!」


かなり混沌だった。

たぶん誰もこの場をなだめる事なんて出来ないのだろう。

出来るのであればスプラッター映画とかデスゲームとか。

・・・・・・・・

おっ!

いい方法を考え付いた。

僕は神様に言われたことを思い出した。

あと小説で見たことを。


- パチン! -


僕は呼びを鳴らした。

すると・・・・・・・


周りが黒いものに覆われ何も見えなくなった。

いやちょっと違うか。

僕達は宇宙に放り出されたのだった。

まあ異世界なので宇宙って定義があってるか知らないが。

いきなり真っ暗な世界に放り出された彼らは驚き固まる。

それはそうだよ。

宇宙って普通宇宙服着ないといけないじゃないか。

それを着ないで宇宙遊泳してるのだから。


「な、何なんだこの世界・・・・」

「宇宙?ゲームで見たことあるわ。」

「ぼくもここまで行けるように。かみってすげえ。」

「これ動画で上げたらすごくねえ?そう言えば死んでっからできないか。ちっ!」

「うちゅうじんとかいるんじゃね?さがすか?」

「「・・・・・・・・・・(怖いので驚きとどまってる)」」


少しは静かになったか。

僕が説明を始める。


「君たちが作ってもらいたい星はこれだ。」


僕はその星を指さしたその星は大きく緑色の星だった。


「木々が生え生い茂っています。大陸は大きく分かれて七つあります。知識も文明も何もないのでまだ彼らは教えれば君らの言葉も覚えるでしょう。貴方たちがこの島を作っていくのです。で作り方は・・・・」

「まあ何とかなるからいいんじゃね?」


説明してる最中だった。

黒いライダージャケットの男がそう言う。


「そうね!私、ゲームで町作ったことあるし。」


ふくよかな女性も続いて言う。


「聞く派、聞かない派で分かれればいいと思うよ。」


ぴちっとしたTシャツの男。


「めんどくせえ話ならカットで!あはは」


ぽっちゃりした男が続いて言う。


僕は後ろを向く。

そしてもう一度神に問う。


どうしてこんな奴らをえらんでしまったのですか!

我が主よ!


そう嘆くのであった。

癖が強い神様候補です。

彼ら、彼女らが作る島は?

国は?

次回からやっと始まります。

では次回もよろしくお願いいたします。

那祢でした。

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