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第二十八話「救え友を!守れ君を!」

こんばんは!

暑いですね。

室内でも熱中症になるので気をつけてください。

今回は救出作戦2話。

助け出すことはできるのか!?

またあとがきで!

俺の名前はワンケイ。

ニシジマ様に仕えている家臣だ。

ニジシマ十二部衆の一人なんだがお仲間がどんどん亡くなってやる気が出ないんだ。

先ほど亡くなった男、シメズも十二部衆の一人である。

鎖鎌と投げ縄に優れていたんだが生意気な口をきいてしまい目の前で処分されてしまった。

まったく。

補充するこっちの身にもなってほしいもんだな。

そんなわけで新人のこいつらに片づけをお願いしたのだが・・・・

案外上手に片付けてるんで観察している。


「ほう!」


- びくっ! -


つい言葉が出てしまった。

だって後始末が綺麗だからさ。


「な、何でしょうか?」


見すぎたか!?

彼らが話しかけてきた。


「いや、三回もあったのに綺麗に片付けするなって思ったから。」

「えっ?綺麗すぎましたか!?」

「あ、いや。駄目ってわけじゃないけどさ。細かいところまできれいにするって。すげえなっッと思っただけ。」

「そ、そう言うわけだったんですね。いや私、昔からこういう事が多くあった場所で生きていまして。」


処理をしている女性の方がモジモジする。

俺、もしかして失礼なこと言ったか?

男性社会のこの国だから。

女性と話すことが少ないから饒舌にもなるんよ。


「プライベートなことを聞いてしまった。すまない。」

「あ、いえ。気になさらず。」

「もう一人の男の方も早く亡骸になれるんだぞ!寡黙の男も・・・な?」

「へ、へーい!」

「・・・・・・・・御意。」

「では後は頼んだ。失礼する。」


そう言ってこの場を後にした。

今日はもしやいいことがあるかもしれない。

そう思いながら。



「じゃあ、処理係と救出組で別れるぞ。」

「・・・・・・私、救出班。女の子だから亡骸運べない。」

「ずるいぞ!俺は死体を触りたくない!」

「・・・・・・・・」


ヤマタカ以外が発言をした。

それを確認したヤマタカは小さくため息を吐いた。


「じゃあ二人で行ってこい。俺は処理が終わったら計略の準備にかかるから。」

「「良いんですか!?」」

「駄目って言っても無駄だろ?あと時間がないからサッサと行動したいしな。じゃあな。」


そう言うと死体袋に入れ終わったあれをヤマタカが抱えて処理場に向かっていった。


「では俺達も・・・・・」

「・・・・・行きましょう!」


二人は長い廊下をかけていった。

スナマキとナバイを助けるために!



「おや?こんな所にトネ君じゃないか。」

「あ・・・・ドンコウさん。」

「風の噂で聞きましたよ?チャマ君が無くなったと。」


ライオンのドンコウさんが俯く。

この獣、人情に厚いからな。


「一応鑑識のオーギーにも伝えといたぞ。」

「オーギーにですか?彼はなんと?」

「ん?まだなんにも。チャマ君を殺害された場所で朝から調査しにいってるよ。」


オーギーはチャラチャラしているがやる時はやる男。

安心して任せてもいい。


「・・・・・・ありがとうございます。」

「感謝は犯人を見つけて裁いてからだ。」

「いえ、動いていただいただけでも。」


チャマを思って動いてくれた。

それだけでも嬉しかった。


「・・・・・あと情報があるんですが。」

「情報?」


ドンコウは首を傾げた。


「チャマがやられた時に川に人魚みたいな水の精がうろついていたという情報です。」

「な、なんと!水の精はタキハラ神が収めている国の住人じゃないか!何でそんな重要な証言を!」


ドンコウの視線が熱いが。

〇ネクールは涼しい。

ではなく・・・・・


「怪しい奴が・・・・・。いや、友達のヤマタカが追いかけてる時に教えてくれた。」

「ヤマタカ?誰だそれ?胡散臭いそんな奴を信じるのか?」


真剣な眼差しでドンコウはトネを見る。

目には曇りなど無かった。


「・・・・一応信じるとしよう。ならば水場で奴らが来るのをはっとけば出てくるかもしれんな。急いで水の確保を!」


ドンコウは部下に指示をした。

これで安心か。

トネは疲れが出たのかそのまま眠りこけてしまった。

その後、城の水場で戦闘が始まり大惨事となる。



「まだですかね?スナマキさんがいる部屋は?」

「・・・・・ナバイさんは?女性だけではなく男性も心配したら?」

「野郎を心配する奴なんていないよ?」

「・・・・・私は心配ですが?」

「はっ!まさか好きなんてことは!?」

「違います。楽しい同僚です。」

「またまた・・・・・ん?」


シラマツが急に止まった。

何かを感じ取ったようだ。


「・・・・・・発見したの?」

「ああ・・・・でも運が悪い。」

「運が悪い?」

「そうだ。だってナバイは・・・・・・・・」


目の前の扉が開いた。

そこから出てきたのはニジシマ神だった。


「おお!ちょうどいい時に!新人たち!この部屋をきれいにしてくれ。」

「綺麗に?・・・・・・・はっ!」

「ひっ!」


その部屋を確認すると二人は絶句した。

鎖につながれたナバイ。

体から鞭の後、ナイフ傷があちらこちらあり血が流れ落ちてる。


「じゃあ、スナマキ。いい返事を待ってるから。」


ニジシマは手を振ると部屋から退室した。

その後すぐにナバイを鎖から降ろした。

呼吸が弱っている。

急いでナバイを楽な態勢にする。

緊急回復丸薬は!?

ポケットを確認するがそこには無かった。

どうやらヤヤアも脱出用の道具しか無いようだ。

クソっ!

多分ヤマタカさんしか備えていないと思う。

二人はヤマタカが来るよう一生懸命願う。

ナバイの命はあと一時間、間に合うのか!?

分断した三人に獣人たちは?

次回もよろしくお願いいたします。

那祢でした。

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