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第二十話「ながされて、小さい島」

こんばん、わ。

那祢です。

春になり花粉が目を狙って痒い季節。

考えたら全季節に文句をいってるかも。

さて今回は話は変わって海の仲間たち。

彼らは何をしてるのか?

またあとがきで。

三人がお米の国へ行っているそのころ。

とある海では・・・・・・


「おっ!キングタートスゲット!」

「こっちはクイーンタートスだぜ!」


海上に立つ大きな島で釣り大会が行われていた。

ここは大きな浮島。

白戒不武島。

海流に流されて進むこの島は何処へたどり着くかはわからない。

謎の浮島だった。


「大町長!また釣りをしてたんですか!あぶないですよう!?」


一人の豹獣人の女の子がやってくる。


「レパイン、大丈夫だ。」

「でも・・・・・・」


レパインと名乗る女の子が心配そうに眺めていると


「大丈夫だい!元海賊の俺様がいるからな!めっちゃくちゃ泳げるぜ!?豹のお嬢ちゃんも一緒にやるか?ヘッヘッヘ。」


赤い服を着た海賊姿のおじさんが声をかけてきた。


「おじさん、自称海賊でよ?だったら人魚の先生に頼んだ方が良いって・・・・」

「自称海賊だあ?誰がそんなことを言った!?」

「だっておじさんこの島におぼれて流れ着いたって聞いたし。」

「それは俺様、お宝を奪おうとへまをして捕まって海に落とされただけで・・・・・」


海賊姿のおじさんが言い訳していると。


「ツルヒゲさんとレイパンさん。喧嘩は止めてください。」


綺麗な先生が海からやってきた。

まさにボンキュっボンのモデル体型と言えるだろう。

人魚だが。


「おっおっおっー!カズサ先生じゃないですか!どうしてここに!?」


海賊ツルヒゲは顔を乗り出してカズサの方を見ながら言う。

その際、髪などとかして一瞬で服装を整える。

ツルヒゲはカズサが好意を持ってるんだろう。

行動を見れば一目でわかる。


「いえ、子どもたちの授業として島の周りを探検がてら顔を出させていただきましたの。」


後ろから先生の生徒たちが顔を出す。


「ツルヒゲのおじさん。こんなところでこんばんわ。何してるんですか?」

「暇ならあっそぼうぜ!おじさん相手だから水泳以外を選んであげるよ!」

「ツルオッサン、また先生を見てデレデレしてんな。相変わらず年中発情期か。」

「そんなことよりおじさん、腹減ったから魚をわけてくれないっすか?」

「みんな、そんなこと言っちゃいけませんわ。ツルヒゲさんにとってデリケートな話ですから。」


各一斉でツルヒゲに話しかける。

ツルヒゲは首を振って答える。


「うるせえうるせえ!ただ釣りしてんじゃないんだよ!お前たちの目は節穴か?俺様の横にもいるだろ?これは接待だよ!接待!わかんねえのか?大人はコミュニケーションが必要なんだよ?なあ!」


と言いツルヒゲは横にいるタキハラを指さす。


「あっ!リュウキ様。いえ、大町長様。」


皆一斉に頭を下げる。


タキハラは手を振りながら


「そんなにかしこまらなくていいよ?僕が作った町で君たちは僕の国の住人なんだから。今は町長を下のもんに譲ったし。」


そう言って島の奥にある街を指さす。

街の真ん中にはお城が立っていた。


「それとあともう一人合流予定だし。」


タキハラは空中を見る。

すると・・・・・・・・


「・・・・・・・・・・・」


一人の男性が下りてきた。

服装はスーツにハット。

色は白色でサングラスをしていた。

こんな真っ白の姿、芸人で例えると〇ンスタの〇田以外にいないだろう。

羽ばたく背広から見えるホルスターに入った二丁のハンドガンが光っていた。


「あ、彼が帰ってきたのね!」


目をハートにするカズサ。

その姿を面白くないのか


「けっ!降りてくんな!このキザ野郎!」


文句を言うツルヒゲ。

その頭に


- みしっ! -


靴がめり込みツルヒゲが地面に突っ伏すする。

彼がツルヒゲの頭を踏みつけ帰ってきた。


「お、おかえりなさい!ケイワン様。」


カズサがすぐさま声をかける。

ツルヒゲとは違う熱の帯びた声だった。

これもすぐばれてしまうんだろう。

周りの者がうんうんと頷いている。

一名を除いて。


「おめえ、やっと来やがったな!俺たちを何分待たせているんだよ!大町長なんて飽きて俺と釣りを始めてたんだぞ?」

「・・・・・・・・・すまない。依頼があったからそこへ出かけてた。」

「予定がある日は仕事いれんなって言ったじゃねえか!?忘れんじゃねえよ!」

「・・・・・・忘れたわけではない。こちらも忙しいのだ。お前みたいに暇ではない。解れ。」

「お、お前―!!!!!」


胸倉をつかもうとするツルヒゲ。

掴まれないようにと素手でさばくケイワン。

二人を周りが見つめていたその時だった。


「ゴホン!」


タキハラがいきなり大きい声を上げた。

ゴホンと咳をする声に全員が注目。

そして一斉に跪づいた。


「・・・・・・こんなところでもめてすみません。」

「お、俺様も悪かった。だ、だから始めようぜ!」


もめていた当事者たちがタキハラに弁解する。

そしてしばらくの沈黙が広がる。

タキハラは周りを見渡し話し出す。


「じゃあ全員揃ったね。静かになるまでに一時間近くかかりました。次からは気を付けてください。じゃあ俺たちのこれからの方針考えていくよ?」

「「「「はい!大町長」」」」


返事をして皆が頷く。

笑顔のタキハラは、満足そうな笑みを浮かべこう答えた。

平和そうな会議。

誰にもそう見えた。


「今日のテーマだ。どこの国の海峡を支配するか破壊するかだ。」


でも、彼らはそんな期待を裏切る。

他国との海戦が始まるのであった。

海で平和に過ごしていた彼らが狙うのは?

何処の国かはまだ秘密。

ではまた次回も!

よろしゅうお願いします!

那祢でした。


すみません。4月12日はおやすみします。

また宜しくお願いいたします。

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