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第十二話「ゾンビは腐なので避けました。」

こんばんわ。

那祢です。

前回の続きですが。

癖が強いヤツを作るのは楽しいがモデルがいると。

結構難しいです。

またあとがきで。

「あらー?やっと来たの?どーしたの?私の仲間と手を繋いで?」


ようやく会えたわふ子の最初の一言だった

4時間後、満足したスケルトンは僕の手を引いて案内してきた。


「・・・・・・・・・・・・・・」

「あれどうしました?そんな顔をして?」


僕は案内されるまま地下世界。

正しくは黄泉の世界に来たんだが。


「あ、一緒に入る?あったかいよ?」


彼女は掘りごたつに入っていた。

頬も真っ赤であったかそうだ。

にいたってもまだこの地下世界は国として発達していなかった。


「・・・・・・・入る。」


寒かったので入ることにした。


「ん。麻雀する?それとも〇ンジャラ?ここゲーム機ないからさー。色々作ったんだよ。」


ボードゲームの数々を出してきた。

全て木や石などを使って作られてる。

でも木や石をそんなきれいに加工することなんて・・・・・


「あーそれやったのデュっさん。あとスケルトンで作ってるんですよ?」

「デュっさん?」

「そう。デュっさん。今あなたの後ろにいるよ?」

「えっ?」


僕はゆっくり後ろを向いた。

そこには馬に乗った騎士が後ろから剣を構えて覗いていた。

いや違う。

そこには顔が無かった。


「お、お、お、お、お。」

「そうそう。デュラハンのデュっさん。その持ってる剣が鋭くてなんでも切っちゃうんだよ?えへへ・・・・ほめてほめて!」


いや褒めるのはお前ではなく・・・・・

後ろの剣を向けてる者にしてあげないと。


「すごいねーデュっさん。」


- シャキーン! -


持っていた剣を収めてくれた。

どうやら褒められて満足してくれたようだ。

まあそれはさておき何でこいつらは町を発展させないでボードゲームで遊んでいるのか?

そして石の加工や技術が高いのか?

そこを探ることにした。


「なあ・・・・・えーと。」

「ああ、ごめん!名前行ってなかったよね。あたしはイザワ エリイ。神様に勝手に世界を作れって言われて作ってるピッチピチの〇五歳の乙女です。」


ボケてるのか?

ツッコめばいいのか?


「・・・・・・はさておき。」

「スルーですか!折角年齢を発表したのに!」

「だって女性の年齢を色々と言うと・・・・・」

「殺されますね。物理的に、社会的に。ひっどーいって思いますけど。」


あーこれって一番苦手な女性のタイプや-!

ああいったら倍にして返すタイプ。

結婚したら(くち)プで黙らせるタイプだ・

しかも実質その場から動きたくないから頭だけ布団から出てるし。

まさに亀・・・


- シャキン!!! -


デュラハンのデュっちゃんがまた剣を抜いてきた。

多分失礼なことを考えてるって思われたんだろう。

僕は手を振って誤魔化す。

デュっちゃんも剣をもう一度収めた。


「で、私が町を作っていないから怒りに来たの?」

「一応ね。全員確認しないといけないので。」

「ふーん。大変なことで。」

「あたしはね。のんびりゆったりスケルトンだけで街を作っていくからkにしなくていいよ。」

「おいおい、ドワーフやゾンビとか色んな種族が沢山いるんだけど。」

「えーゾンビって臭いじゃん。焼いてスケルトンにしてるよ?」

「は?」

「ドワーフさんは『シン〇レラみたいな美しい子を期待していたのに!』って言われたからスケルトンで町を囲んで服従させたよ?」

「はい?」

「まあそのおかげでボードゲームの加工が進んでね。あともう少しで〇生ゲームに使ってるお札だって出来ちゃうぐらいだし。地下帝国はもう少ししたら本格的にやるからー。」

「はあ。」


こういう奴って知ってる。

自分のやりたい事だけやるに人間だ。

お父さんお母さんが言っても効かないし部屋に引きこもる。

ニートの「俺、やりますやります」宣言と同じだ。


「だからさ。神補佐は気にしないで見守っていてよ。あたしがぱぱっと作り上げるから!」

「・・・・・・・・・」


ここで何を言っても聞かないだろう。

僕は


「じゃあ出来上がったら町に招待してください。楽しみにしてますから。」


そう告げこの場を去ることにした。


「最後にオセロでもしていきますか?まだまだ時間ありますしー。」


そんなイザワの誘いに乗るわけなく会釈して地上の世界に戻ることにした。

ただ案内人のスケルトンがイザワとの対戦に熱中してしまい終わるのが二時間後になってしまうことに気が付くのは少し後であった。

イザワの好きなギャンブル。

これが彼女のまち作りに役に立つのか?

それとも?

また次回もよろしくお願いいたします。

那祢でした。

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