第4話 大学生活の日々
勉強の日々が過ぎ受験の日がやって来ました。
私と桜ちゃんは同じ大学の同じ学科で同じゼミを目指しています。
試験当日は桜ちゃんの家に寄ってから一緒に試験会場を目指します。
レベルアップによって上がったステータスはダンジョン以外では1%しか有効ではありませんが2000近いレベルのお蔭で一般人とは桁違いの知能を持っていて勉強もサボらず続けていたので問題は無いでしょう。
試験会場は桜ちゃんとは離れてしまいましたが答案用紙を埋めていきます。
全て埋め切った所でも時間があるので見直していきます。
見直していると時間が来たので桜ちゃんと帰宅します。
試験後の予定は桜ちゃんは運転免許の合宿で取得、私は誕生日が3月26日なので免許取得まで予定が空いています。
なのでフィールド型ダンジョンの場所を聞いて素材採取に力を入れます。
そのためレベル1からレベル3までの各種ポーションの素材を大量に集めました。
そしてダンジョン攻略部門が集めた薬師の職業を持つ人たちに各種ポーションの作成を教えて実際に制作して貰いました。
誕生日を迎えるまで教師役をしましたが誕生日を迎えると免許証を貰うために短期コースで教習所へ通いました。
大学の入学式を迎えて桜ちゃんと一緒に大学に向かい総合工学部で入学式に出席して、同じ講義とゼミを選択して履修登録をすると教科書を購入して帰宅しました。
大学の授業が始まる前には免許を取得して講義を受けたりゼミに出席したりし始めました。
その頃には世界的にダンジョン攻略が進み出しほぼ世界的な組織である冒険者ギルドがほぼ世界中の国に誕生しました。
冒険者ギルドはダンジョン産出品の買い取りをして税金2割、冒険者ギルドの取り分1割を買い取り時に差し引くだけで納税処理が必要では無くなり買い取りも特に買い叩く訳でも無いので殆どの冒険者は利用しています。
日本でも冒険者ギルドは片田舎にあるダンジョンを除きダンジョン側に冒険者ギルド支部を作っています。
冒険者ギルドを作っていない僅かな国は独裁国家で民衆や軍人がレベルアップで力をつけて反逆を恐れてダンジョンをコンクリートで埋め立てた独裁国家もありましたがそのせいでダンジョン氾濫でモンスターはコンクリートなど紙切れと同じ様に切り崩して地上に溢れて国として崩壊して助ける国も存在しません。
そのため地球上から○○○や○○○と隣国の○○、○○○○○○と言った国は消滅しています。
隣接している国はモンスターの侵攻を必死に食い止めています。
その頃の私達はフィールドタイプのダンジョンでポーション用の素材の採取を行っていました。
花京院財閥のダンジョン攻略部門の薬師たちはエターナルストーリーオンラインで作成が出来るようになるとレシピを見ながら私の指導で必死に各種ポーションを作成しています。
大学のある日は私は生産技術を確立した生分解性プラスチックの量産化に追われていますし、桜ちゃんは何気なく採取した土から見つかった未知の酵母が各種のウィルスへの過剰な攻撃性でウィルスを攻撃するのでまずは消毒液を生産して働きを調べています。
また鳳水樹教授に以前から研究していた魔石による発電の検証をして貰っています。
夏休みまでは二人共講義とゼミ、そして研究で昼間は暇な時間が無いほどです。
夜はお互いの家に交互に泊まり愛し合っていますが子供は大学院を卒業しなければ無理でしょう。
愛し合って眠る前に桜ちゃんは吸血姫として必要だった吸血が神になったので不要になったのが寂しいと零しています。
6月には生分解性プラスチックの量産化に目処をつけましたが今度は魔石発電機の大型化、100万キロワットの発電機の開発はそのまま大型化してもだめなので新たに設計し直して居ます。
桜ちゃんは消毒液の量産化に成功しましたが他の利用方法の研究に追われています。
その頃花京院財閥のダンジョン攻略部門はフィールドタイプのダンジョンを購入して今までの攻略済みダンジョンでレベルを上げた人たちによる素材の採取を行い低レベルポーションの量産化に成功したので高レベルポーションの素材を求めてフィールドタイプのダンジョンの攻略を勧めています。
夏休み間近になると私と桜ちゃんは空いた時間ができ始めたので特許管理会社を設立しました。
資本金は花京院財閥に売ったアイテムによる資金を元に資本金一億円で弁理士1人と事務兼経理の社員が3人の小規模な会社ですが皇居のダンジョン攻略の報酬てすでに100億円の売り上げがあり、私の生分解性プラスチックと魔石発電機の特許と桜ちゃんの酵母の利益でかなりの売り上げが見込まれています。
さらに冒険者ギルドに今まで回収した魔石の販売をして会社の売り上げを稼いで居ます。
またこの会社は夏休みの時間が空いた間に国からの依頼で利便性が良くてダンジョン氾濫が起こると被害が大きいダンジョンの攻略の依頼をダンジョン1つあたり10億円で受ける予定が立っています。
ダンジョンの情報を得るために地球の日本上空に次元を隔てた場所にある天空の城にて皐月が存在する全てのダンジョンの情報を収集しているのてその情報を元に攻略ダンジョンを決める事にしました。
まずは要望の多いい新宿に存在する200階層のダンジョンの攻略を始める事にしました。