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〜実戦練習〜

ここまで読んでくださっている皆さんに感謝です!

『とは言っても憑依なんて俺でも出来んの?俺一般人だよ?』

そう聞いてミルは笑いながら

『今さら何を言ってるんですか?もう幽霊の時点で人じゃないですよ?』

『分かった分かったじゃあさっそくやらせてくれ!』

『では手始めに外に出て本当なら火災で不運にも亡くなってしまう人に取り憑いて救ってみよう!指示はいつでも君に聞こえるようになってるからとりあえず行ってきな!』

ガチャ

今まで居た白い部屋から押し出されたように感じてドアの外に出ようとするとそこは雲の中だった。

『うわっ!落ちちゃう!』

と思ったが幽霊なので重力も何も感じない。

まるで水の中を泳いでいるかのようにゆっくり地上へと降りていった。

降りた世界は自分が今まで生活していた世界に似ていたが車も無いければ、道路もない。

(ここはよくある異世界なのか.....?)

何故か現実とは区別がつかなかった。落ち着いてみればまったく違う世界なのに。

『じゃあそこの家に入ってみようか。そこの家が20分後に放火されるようになっているから外へ出せばクリアだよ!取り憑くのはなんとなく君のココロで想像してまああーしたりこーしたり.....まあなんとかなるさ!』

どこから聞こえるのかわからないミルの声を頼りに家に入っていく。

玄関をすぎて廊下に出た瞬間だった。

『あなた誰!?って足がないっ!?幽霊!?』

家に居たお姉さんに見つかり家の奥に逃げられそうになってしまいそうだったので即座に強くココロで

(取り憑け...取り憑け....!)

と唱えると瞬時に視点が変わっていた。

(はっ!取り憑いたのか?)

初めての憑依で少しテンションが上がっていた。

(これが....憑依....?)

(よし無事取り憑けたしさっさと外に出るか!)

と思い、後ろを振り返ると


黒いコートを着た男がニヤリと笑いながら炎の中に佇んでいた。


基本2日に一回ペースで更新していくようにします!

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