うつうつの日々
知人が食事後にカバンから薬を取り出し飲んでいる。
聞くとドグマチールという抗うつ剤だと言う
それ効くの?と聞くと効かないと即答。
自分も飲んでる抗うつ剤は効いてる感じがしないと言うと
知人はそんなもんだよと苦笑。
日々しんどい。これは鬱によるしんどさなのかそれとも薬の副作用なのか
たぶんどちらもなんだろう。
僕が飲んでいる薬はミルタザピン(リフレックス)と言う名の抗うつ剤で不眠症にも効果があるらしい。
不眠症に効果があると言っても強い眠気が来る訳でもなし、
あくまで睡眠の補助的な程度の薬である。
なので、ちょっと強い不眠状態になるとまったくの無用な薬となり、
副作用の日中に軽くふらつく症状が出るだけの役に立たない薬と化す。
そんな薬を唯一頼りにしながら過ごす毎日。
何をするにも軽い溜息が出る。これは癖になっているのかも知れない。
改めたいが改める気力体力が無い、無気力一直線の日々・・・。
そんな状態だから外に出るのも一苦労であり、出先でやらなければいけない用事があると心に重りが圧し掛かる。だから外出する時は出先で何か御褒美を用意する。
例えばコンビニやカフェ等で自分の好物を購入したり食べたり、
そうする事によって外出時、一歩毎に受けるスリップダメージから回復するのだ。
用事を済まし自宅に戻ると僕の体力ゲージが赤く点滅している状態。もう何もしたくない。
何もしたくないのだが食事、風呂、家事等をこなさなければならない。
だが、これらの事は外の用事に比べれば大分楽なものだ
むしろ気分転換になって僕の体の状態が良くなる事もある。
夜、歯も磨いたし後はもう薬を飲んで寝るだけ、寝るだけなのだがここからが大変。
何故なら不眠症だから、布団に入って目を閉じて寝るまでに2時間3時間は当り前、
4時間5時間下手したら朝になってたなんて事もある。でも気にしない、
新聞配達員のバイクの音が聞こえようが気にしない、寝られなきゃ寝られないで良い。
何故なら僕は無職なのだから。
お金は無いけど時間だけは無駄にある。