第3話 日常的なエロさが好きですよね編
トーストに目玉焼き。
うん、実に普段の朝食と変わりはない。
が、しかし、普段と違うところがある。
それは、俺の目の前に全裸のかわいい乙女が、座っているということだ!
もう、トーストなんか食べてらんねぇ。
赤マムシドリンクを5リットルほど、持ってこい!
いや、むしろ昨日までは、キテレツ大百科のベンゾウさんのように、全く女っ気がない生活だったでわないか!
つーか、これは夢?あ、そうか幻覚か!
あははははは!あははははは!
乙女「あの・・・昨夜は本当にありがとうございました。」
俺「い、いや、何、ぜっんぜん構いませんよ。むしろ、好きなだけ居てもらって構いませんよ」
いや、むしろ一生住んでください。
もう、俺の脳内では嫁ですから。
俺「それより・・・あの、服を・・・着ないんですか」
って、何言ってんだ!俺!
この!紳士ぶった口め!この野郎!
乙女「あ、すいません。つい、いつもの癖で。」
俺「え、いつもの?あ、いえいえいえいえいえいえいえいえ、ぜんぜん、そのお姿でも結構ですよんmぽj−あs」
乙女「あの・・・実は・・・あまり服を着るのに慣れていないんです。家では、ずっと裸で過ごしてるので・・・あ、ごめんなさい、私ったら恥ずかしぃ」
うわ、めっちゃ顔を赤らめて、すごいこと言ってるよ、この乙女。
でも、ぜんぜん大丈夫っすよ!
最近は、全裸で生活する人が増えてきているって、ニュースで聴いたことあるっすよ!
ぜんぜん、恥じることないっす!
つーか、俺も脱ぐっす!
俺「あ、もしよければ、僕も服を脱いだほうがいいんでしょうか」
おい!俺の口め!なんという大胆な発言なんだ!
それは、もう一つ屋根の下で男女が裸でいるということは、×××や△△やくぁwせdrftgyふじこlp;@・・・ブフゥ!!!
乙女「え・・・あ、いや、それなら、私が服を着ます。裸を見られるのは慣れているんですが、男の人の裸は・・・」
俺「え?」
乙女「あの、私・・・その・・・セッ・・・あの・・・アレするの・・・怖いんです」
俺「・・・・・・・・」
乙女「あの、ほんとに、ごめんなさい。変に思われるといけないんで、服・・・着ます」
俺「え?あああああ、じゃ、僕、服着てますんで、いくらでも裸でいてくだささささいsじょ」
なんてこった!
乙女が裸でいるのに、俺、服着たままかよ!
つーか、俺が脱ぐと、乙女が服着るとか言ってるし。
乙女が服着て、俺が全裸・・・
ただの変態ぢゃないですか!
え、つーことは、何?これって、
「乙女が裸=エッチするため ×」
「乙女が裸=普段からの癖 ○」
後者のほうですか?
ええええええええ!
これって、生殺しってやつですよねぇ。
もう、俺、けだものになっていいですか?お父さん、お母さん。
乙女「あの、スズキさんって・・・」
俺「はい?」
乙女「すごく、紳士的なひとだなって。だって、他の男の人は、私が裸でいるといつも・・・その・・・すぐに・・・」
俺「ぼいおsh0あd!僕は、他のけだもののような男ではありませんから、心配しないでくださいですます」
俺、数秒前まで、そのけだものに変わろうとしていました。
お父さん、お母さん、俺、反省しました。
今日から、紳士として!いや、男爵として生きていこいうと思います。
乙女「だから、あの、スズキさんといると、安心できるというか」
俺「カツオ!カツオと呼んでもらってもいいですよ!」
乙女「え、じゃぁ、私のこともシホって呼んでもらっていいですか?」
春!人生の春!いや、季節はこれから極寒の冬になろうとしているが、俺の中では春だよ。
つーか、もう夏でもいいや、熱帯雨林気候でもいいや。
こうなったら、俺の中のけだものを、封印するしかない!
電子ジャーを持ってこい!マフーバで、けだものを封印じゃ!
乙女「あの、ちょっと買い物に行きたいんですが」
俺「え、いいですよ」
乙女「あの・・・また、コート貸していただけますか」
・・・・え?
って、ことはコートに全裸で外出ですか?
こりゃAVか!
露出物のAV撮影か!!!
封印したはずのけだものが、暴れまくってるよぉ!