第2話 裸エプロンは男の夢ですたい編
ん、台所から音が聞こえる・・・
朝の目覚めは、焼きたてのトーストとベーコンエッグ・・・
って、俺、一人暮らしじゃん!
あれ?なんか部屋片付いてるし、台所に人影が?
「あ、お目覚めですか?」
台所からの、かっわいい声に全ての記憶が蘇る!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
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俺「もし、よかったら僕のコート着てください」
俺「でも、どうしてあんなところで倒れていたんですか?」
乙女「あ、あの・・・・」
俺「いや、何か事情があるようでしたら、お話しなくても大丈夫ですよ」
俺、なんだかかっこいいよ!
助手席に裸の、めっちゃかわいい子が座ってるのに、なんという冷静な会話!
これぞ、紳士の極み!しかし、冷静な口とは裏腹に、下半身様はもう大暴れ寸前ですよ。
落ち付け!俺のムスコよ。
まだだ!まだ時は熟してはおらん!
乙女「あの、本当に助けてもらってありがとうございます」
俺「もしよろしければ、ご自宅までお送りしますよ」
ご自宅!ご自宅!これは、もう乙女が一人暮らしならば助けてもらったお礼として、×××や△△や・・・鼻血全開ですから!!
もう、俺の中のアドレナリンが鼻血みこしでわっしょい!わっしょい!
乙女「・・・あの、家には帰りたくないんです・・・さっき、お会いしたばかりの人だというのに、こんなこと言って・・・ごめんなさい」
俺「くぁwせdrftgyふじこlp;@!!カ・・・・カカ!カツオです!スズキカツオともももももももも申しますhxそい.jp」
鼻血みこし、ふっとんだーーーーー!
宇宙の彼方までふっとんだーーーー!
さらばー!地球よーーーー!!!
乙女「あ、私、シホ。ミナミシホと申します。もし、ご迷惑でなければ、スズキさんのお宅に泊めさせていただければ・・・」
俺「ももおもももももおmどぱs・・ゴフ!ぜんぜん、迷惑じゃありません!む、むしろ、ごっちゃんで・・・いや、おかまいなく。僕、この近くに住んでますですあるよ」
乙女「ありがとうございます」
もはや、こりゃ運転どころじゃねーぞ。
酒酔い運転より、恐ろしい、恋酔い運転ですよ。
って、や、やばい、本当に鼻血が!!
め、めまいが・・・
いや、もう少しで俺のアパートだ!
俺!ここで死んだら、わが生涯に一片の幸せなしだぞ!
俺「こここここk・・・ここが、僕のアパパp−トですれるげす。」
乙女「だ、大丈夫ですか?血が、出ているようですよ!」
鼻血大噴射・・・
いまどき、中学生でも興奮して鼻血出さねーよ・・・
俺、最高の乙女を目の前にして、死ぬのか・・・
しかも、あのコートの下は裸だぜ・・・
って、考えたら再び鼻血大噴射!!!
カンカンカンカンカン!俺、玄関前でKO!!!
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「あの、昨夜は大丈夫でしたか?」
台所に目をやると・・・・
昨夜の乙女が・・・・
裸エプロン!!!!
鼻血ブっっっっっ!
俺、再びKO。