第15話 惚れた子に限って彼氏がいる編
俺、ダッシュ!
玄関先までダッシュ!
ビーダッシュ!
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!
この変態覗きストーカー野郎がぁぁぁ!
遠目に見ると、かなりのメタボ野郎!
スピードなら、営業で鍛えた俺のほうが上だ!
しかも、今の俺なら3倍の速さで動くことができる!
界王拳3倍!
ん?
・・・って、あ、ストーカー捕まったら、今の生活が・・・
ストーカーから乙女を守るために家にいさせてもらってるんじゃ・・・
ストーカーさん、ありがとうとか思ってたぢゃん!俺!
・・・って、ぁぁぁぁ!邪念がぁぁ!
ぁぁぁぁ!究極の選択か!
ドっゴン!!!!!
妄想してたら、玄関のドアに激しく衝突!
ババンババンバンバン
はぁビバノンノン。
ぁぁ・・・ドリフが俺の頭の中でグルグル回ってる・・・
「次、いってみよぉ!」
@@@@@@@@
う・・・うぅ〜〜〜ん
乙女「大丈夫ですか?」
ん、俺、ベッドで寝かされて・・・
って、おっぱいが近!!!!
乙女さん、心配そうに覗き込んでくれているようですが・・・
私の目線は常におっぱいに行くわけで・・・
乙女「ごめんなさい。私のせいでお怪我を・・・」
いやいやいや!
ぜんぜん大丈夫っす!
乙女「たんこぶが出来てるようだから、氷で冷やしておきますね」
そか・・・俺が気絶してる間、乙女は氷をとりかえてて・・・
乙女「あ、氷が溶けかかっているから、詰め替えますね」
俺の頭上で乙女が氷を入れ替えているようだけど・・・
その間、目の前に大きいおっぱいが揺ら揺らしてるんですが・・・
どちらかというと、俺の下半身を冷ましていただきたい!
考えてみると、気絶している最中も、俺の目の前を乙女のおっぱいが行ったり来たり・・・
気絶してた、俺のバカ!気絶してたふりをしておけば・・・
乙女「少し腫れがひいたみたいですね」
あの・・・下半身のほうが腫れてしまいました。
俺「ストーカー・・・捕まえられず、すいません」
乙女「あ、あの、気にしないでください。ストーカーといっても、私の家をずっと見張っているだけで、暴力的なことはまだ・・・」
ブーブーブーブー!
ん、携帯のバイブの音がする。
乙女にもバイブを・・・って、俺、何考えているんだ!
乙女「あ、すいません。携帯が鳴ってるんで」
そういや・・・乙女って、いつも携帯、どこに置いてるんだ・・・
まさか、胸の谷間か!!??
・・・・・
乙女「・・・あ・・・ううん。でも、まだ私、そんな気になれないんです・・・」
乙女「・・・でも、まだ・・・私、怖くて・・・」
ん、なんか電話の内容、深刻そうだな・・・
乙女「・・・でも、まだ・・・あなたとは会えそうにない・・・」
乙女「まだ、気持ちの整理がつくまで」
ん、あなた?
乙女「今でも、あなたを好きな気持ちでいれるか・・・わからなくなったから・・・」
乙女「・・・別れるとか・・・別れないとか・・・まだ、そういうことも考えられない・・・」
jpソdじゃ@psじょだ@ぴskだ@pkぢあ@pし!!
dじょj@・・・・って、この会話!
ええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
乙女・・・
お・・・乙女・・・・
彼氏いたのか・・・
ガーーーーーン!
・・・・そ・・・
そだよね・・・・
あんな、かわいい子に男がいないわけ・・・
でも、なんか別れ話っぽいぞ!
ま・・・まだ、チャンスがなくなったわけではない!
がんばれ俺!
負けるな俺!
ポシティブに次、いってみよぉ!!