前へ目次 次へ 30/39 30. 消え去りしモノの詩(うた) 忘れたくなかったから せめて 心にとどめたかった すでに消え去ることを運命づけられた時から 一秒 一秒と 時が進むその中 一瞬 一瞬を どれほど愛おしいと思ったことだろう 取り壊され 今ではその面影すら無い あなたに せめてもの花束を 誰も見る事もない 誰も振り返ることもない でも 私はきっと忘れない だから せめて ありったけの感謝と悲しみを込めて あなたの思い出を 残します ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・