夏、心、蝉の声。
私は高校二年生で、パイセンは三年生。
別に部活が一緒な訳じゃない、体育祭だと紅と白だし、
委員会活動はお互いしていない。学級委員でも生徒会という訳でもない。
去年偶然知り合って、今でも知り合ってる。
だらだらと示し合わせたかのように、約束もしてないのに昼は飯食って
一緒に帰って、たまにゲーセン行ったり晩御飯も食べたり。
私とパイセンはそんな感じで知り合ってからずっと変な距離感を維持してきた。
そんな、7月末。私は夢を見た。
漠然とした夢で。なにがどうって詳しく覚えてる訳じゃないけど。
パイセンとの距離感がもっと近かった事だけはハッキリ覚えてた。
私はどうなりたいんだろう? どう、したいんだろう?
夏休みが近い。心に染み入る、蝉の声。
別に部活が一緒な訳じゃない、体育祭だと紅と白だし、
委員会活動はお互いしていない。学級委員でも生徒会という訳でもない。
去年偶然知り合って、今でも知り合ってる。
だらだらと示し合わせたかのように、約束もしてないのに昼は飯食って
一緒に帰って、たまにゲーセン行ったり晩御飯も食べたり。
私とパイセンはそんな感じで知り合ってからずっと変な距離感を維持してきた。
そんな、7月末。私は夢を見た。
漠然とした夢で。なにがどうって詳しく覚えてる訳じゃないけど。
パイセンとの距離感がもっと近かった事だけはハッキリ覚えてた。
私はどうなりたいんだろう? どう、したいんだろう?
夏休みが近い。心に染み入る、蝉の声。
パイセンの居る夏
2016/07/17 02:00
(改)