前へ目次 次へ 2/4 :お布団のなか 寒い夜は、頭まですっぽり、おふとんをかぶっちゃう 吐息が、なかからあたためてくれる ときおり夜の寒さが窓をたたく ―顔を見せてくださいよ 静かに言ってくる それを無視して、じっと耐える ―きれいな星空さあ、どうだい、行かないかい? ごめんよ、ごめんよ、いまは星を集めに行く気分じゃないんだ 頭のなかで言い訳を唱え続ける ◇ ◇ ◇ 朝、起きてみると、いつもよりぼさぼさの髪と もっともっとぐちゃぐちゃのおふとん 手の甲をほほにあて、その冷たさに、目覚めを呼び込む