学校祭
春菜は文化祭に参加する。準備、笑い、そして偶然の出会いの中で、彼女はこのお祭りにも小さな奇跡があることに気づく。
体育館は飾りと声でいっぱいだった。春菜は色紙の入った箱を抱えていた。
どこに置けばいいのと春菜。
奥の机にとさやかは看板を直しながら答えた。
春菜は箱を置き周りを見渡した。レンが舞台でマイクを試していた。
いち、に…聞こえるかとレン。
うんでもそんなに大声出さないでと春菜は笑った。
カイリが本を抱えて現れた。
祭りに本を持ってきたのと春菜。
読書の出店用だとカイリ。
じゃあ後で何か読んでと春菜。
亮がケーブルの束を持って現れた。
これは大混乱だと亮。
違うよ楽しいのと春菜は一本を取り繋ぐのを手伝った。
できるのかと亮。
できないけどやってみたいのと春菜。
マヤが傘を閉じて入ってきた。雨は降っていないのに。
どうして持ってきたのと春菜。
習慣だからとマヤ。
じゃあ飾りの一部にしようと春菜。
みんなが笑った。祭りが始まり生徒たちは出店を巡った。春菜はさやかの屋台でケーキを味わった。
甘いけど完璧だと春菜。
ありがとうでもほとんど焦げたのとさやか。
だから特別なんだと春菜。
レンが舞台で曲を奏でた。春菜は近づきリズムに合わせて頭を揺らした。
亮も踊ってと春菜。
踊れないよと亮。
じゃあ新しいステップを作ってと春菜。
亮はため息をついたが結局リズムに合わせた。春菜は嬉しそうに見つめた。
一日の終わりに灯りが消えると春菜は体育館の床に座った。
今日は全部違ったと春菜。
どうしてとさやか。
笑いも失敗もみんなで分け合った奇跡になったからと春菜。




