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図書館での笑い声

普段は静かな学校の図書館は、ハーモニークラブが「一緒に勉強する」ためにそこで集まることにした途端、制御された混乱の場へと変わった。

レンは、持ち上げるのもやっとというほどの本の山を抱えて入ってきた。


「今日は模範生になるぞ!」


カナは信じられないといった表情でレンを見た。


「レン、それって料理本でしょ、数学の本じゃないわよ。」


一行は長いテーブルを囲んだ。ハルナは落ち着いてノートを開き、サヤカはおずおずとノートを取り出し、エミは「魔法の」マーカーを取り出そうとしたが、結局床に転がってしまった。


ルンとリョウは物理の問題をどちらがより理解しているかで静かに言い争いを始め、ミユは二人が言い争っている様子を似顔絵に描いていた。ナオはいつものように、二人の真剣な表情を写真に収めていた。


図書館の静寂を破ったのは、新しい人物の登場だった。若い司書で、ユイの姉であるミノリだ。眼鏡をかけ、柔らかな声で、彼女は秩序を取り戻そうとした。


「もう少し静かにしてください…ここは図書館です。」


レンはまるで授業中のように手を挙げた。


「静かに勉強します!」しかし、わずか5分後、レンはミユの絵を見て大笑いした。みのりはため息をついたものの、グループの活気に思わず微笑んでしまった。


午後は、ちょっとした面白い出来事でいっぱいだった。

エミは魔法の本を読もうとして、化学の本と間違えてしまった。


かがみは低い声で劇的な独白を披露し、みのりは不思議そうに彼女を見つめた。


サラは本の間に隠しておいたクッキーを配り、ちょっとした秘密の宴が始まった。


マヤはアコースティックギターで、かろうじて聞こえる程度の柔らかなコードをBGMとして奏でていた。


最後に、ハルナは静かにこう締めくくった。

「図書館は静かな場所であるべきなのに、今日は笑い声で満ち溢れていた。そして、その笑いもまた知識だ。」


みのりは微笑みながら、この部活のおかげで図書館がより温かい場所になったことに同意した。

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