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雨の中の公園

春菜は仲間と雨の中の公園に身を寄せる。

遊びや冗談やふとした仕草の中で、

雨がみんなの舞台となっていく。

公園はほとんど人がいなかった。雨が絶え間なく降り地面に水たまりを作っていた。春菜は木々の間を走り笑っていた。

さやか来てと腕を広げて叫ぶ。

濡れるよとさやかは答えたが結局ついていった。


亮が傘を差して現れた。

何してるんだと亮。

遊んでるのと春菜は水たまりに跳ねた。

それは遊びじゃなくて濡れるだけだと亮。

じゃあ一緒に濡れようと春菜。


春菜は亮の腕を軽く引いて前へ進ませた。亮はため息をついたが笑みをこぼした。


カイリが本を守るように上着の下に抱えて来た。

雨の中で走るなんて信じられないとカイリ。

本をベンチに置いて来て一緒にと春菜。

濡れたらどうするのとカイリ。

みんなで守ればいいと春菜。


レンがイヤホンを濡らしながら現れた。

雨の中だと音楽がもっと響くとレン。

じゃあ踊ってと春菜はくるくる回った。


マヤがいつものように傘を閉じて近づいた。

避難しないのとマヤ。

しない今日は公園が私たちの避難所だと春菜。


さやかは濡れながら春菜を見た。

どうして何でも遊びにするのとさやか。

雨はただの水じゃない仲間なんだと春菜。


みんなは公園の真ん中で笑いながら雨に打たれた。春菜は顔を空に向けた。

見て一滴一滴が挨拶してるみたいと春菜。


亮は黙って春菜を見た。

君は本当に手に負えないと亮。

亮は真面目すぎるよと春菜は軽く押した。


雨は降り続いたが誰も帰ろうとしなかった。春菜は雨の中の公園が生きることも遊びだと教えてくれる舞台だと思った。

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