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お泊まり会の翌朝

太陽がミユの部屋のカーテンの隙間から恐る恐る差し込み、くしゃくしゃになった毛布と昨夜の残骸を照らしていた。レンが先に動き出し、大げさなあくびをしながら伸びをした。

レン:朝ごはん食べたい!


ハルナ:(いつものことだけど、何もなかったみたいに…)まだちゃんと目を開けてもいないのに、もうご飯のこと考えてる。


アオイ:まずはちょっと片付けようよ。まるで戦場みたい。


リョウ:(散らばったカードを見て)

静かな戦場…少なくとも生き残った。


サヤカは髪を振り乱し、穏やかな笑みを浮かべながら、ゆっくりと起き上がった。


サヤカ:みんなに囲まれて目覚めたのは久しぶり。なんだか…違う気がする。


ハルナ:みんながここにいるから。


ミユ:(本当にここにいるべきなの?と考えて…でも、いるべきな気がする。)変な感じかなと思ったけど、いいわ。


レンはテーブルに置いてあったクッキーを一口食べた。


レン:これは朝ごはん!


あおい:いや、それはズルになるわ。


涼:今日の第一のルールは、食べ物で言い争わないことね。


春菜:じゃあ、第二のルールは、レンがメニューを決められないってことね。


レン:異議あり!


部屋は再び笑い声で満たされた。昨夜よりも柔らかく、それでいて温かみは変わらなかった。ミユは皆を見回し、この共有の日常こそがまさに自分が求めていたものだったと思った。ただの思い出ではなく、些細な瞬間が意味のあるものになる瞬間だ。さやかはそれを見て、軽く肩を突いた。


さやか:ほら?あなたも今、この場の一員よ。


ミユ:(そう…私も)

ありがとう。


冗談やコメントが飛び交う中、一同は毛布やゲームを片付け始めた。レンはカードを仕分けしなくて済むように、枕の下に隠そうとした。


レン:誰にも見られなければ、存在しないのよ。


あおい:ここではそんなのは通用しないわ。


春菜:レン、いつも近道探してるわね。


レン:戦略でしょ!


一方、涼は窓の外を見つめていた。


涼:今日は平和そうだね。不思議だ…

…こんな夜を過ごした後は、何もかもが軽やかに感じられる。


さやか:(考える:彼はいつも正しいことを、飾り立てずに言う…そしてその通り)そう、まるで空気が違うみたい。


美優はキッチンへ行き、間に合わせの熱いお茶を盛ったお盆を持って戻ってきた。


美優:大したことないけど、いいかなと思って。


春菜:完璧。まさに必要なもの。


レン:でも、朝食が欲しかったの!


あおい:まずはお茶を飲んで、それから考えよう。


レン:(考える:いつも先に飲んでしまう…)

わかった。でも、その後にパンが食べたい。


二人はまた円になって座った。今度は落ち着いて、それぞれカップを手にしていた。春菜は今朝こそ、二人が取り戻したものの確証だと考え、さやかは二人の帰還に意味を感じ、美優は一人じゃないと自分に言い聞かせ、葵は混沌の後の静けさを満喫し、涼は静寂に身を任せ、蓮は抵抗しながらも滅多にない笑顔を見せた。


太陽の光が部屋を照らし、お泊まり会は新たな始まりへと変貌した。それは夜に消え去るのではなく、朝まで生き続ける思い出だった。二人が共有したものは、どんな日常よりも強いものだったという確信とともに。

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