新しい友達
春菜は、助けてくれた大知と再会する。 彼女の存在はグループ内で様々な反応を引き起こし、春菜は予期せぬ瞬間に友情が芽生えることを知る。
これは今年の 12 月 30 日に対応します。
嵐のあと 太陽が輝いていた
春菜は家を出て 角を曲がると 大地が店で箱を並べているのを見た
おはよう と彼は言った 春菜が通りかかるときに
こんにちは と春菜は控えめに微笑んで答えた
学校で 春菜は友人たちに彼のことを話した
大地という うちの近くで働いている
さやかは眉をひそめた
ほとんど知らない人を信じるの
昨日助けてくれた それは私にとって大切なこと
れんが興味深そうに近づいた
町のヒーローか
大げさに言わないで と大地は答えた ちょうどパンの袋を持ってきてみんなに分けた
かいりは本から目を上げた
読むのか
読むより書く方が多い と大地は答えた
面白い とかいりはつぶやいた 興味を示しながら
りょうは黙って見ていた 少し疑わしげに
まやは傘を閉じたまま近づき 静かな声で言った
ようこそ
休み時間 春菜と大地は中庭で並んで座った
昨日は一人だと思った と春菜
いつも一人ではないと気づいたんだね と大地
さやかは遠くから見ていた 落ち着かない様子で
れんは冗談を言い かいりは読み続け りょうは考え込んでいた
まやは近くにいて 静かに耳を傾けていた
春菜は微笑んだ
不思議だけど もう仲間の一人だと思う
なら ここにいるよ 君が許すなら
仲間は少しずつ散っていった
春菜は思った 友情はいつも期待した人から来るわけではなく 本当に必要なときに現れる人から届くのだと




