今世で1番の困り事…それはお金稼ぎ。
ここはグリード大陸にある山村、ユシル村。
全員が村人で超貧しい村だ。
村人の合計人数は約50名ほどで、殆どがお年寄りだ。若くても30代後半から40代。いわゆるおじさま世代だ。その中の1人である、36歳のレオンハルトが俺の父親だ。父レオンハルト、母エリス、妹ステラ、そして俺、ヴォル。うちの家は家族が多いため特に貧乏だ。しかも周辺に街がない。見渡す限り山ばかり。
普段は魔物や農作物、薬草、自然にできてるヤマブドウや野いちごを取って食べたりしている。キノコなどは村にある唯一の図鑑を見て、毒キノコ以外を取って食している。
しかし、領主に年に1回取れた農作物の3割くらいを税金として納めなければならず、今年の冬は年が越せないかもしれない、と皆不安そうだ。
ある日、村に数人の若い男女がやってきた。皆、武器や防具を持っている。冒険者をしてるらしい。なんでも仲間の1人が急に高熱を出してしまって、休む場所もなく困っていた時にたまたまうちの村を見つけたんだって。冒険者パーティー【素早き猟団】のリーダー、ガルウィンさんって人がうちの村長に
「月下草って薬草ないでしょうか。ないならポーションか何かはありませんか?薬草でもいい、買い取ります。」って必死に聞いてるけどダメだろうな。今年は魔物が多く、薬草や果物などは不足してる。
パーティー仲間に合成のスキル持ってる錬金術師がいるらしいが、村長に断られてがっくり項垂れて帰るガルウィンさん。……可哀想だし、助けてやるか。
お金も欲しいしな。人気のない場所に移動しよう。それとうちに1個しかないハサミと短剣を念の為持っていくか。
霊視系統でどうにかなるといいなぁ…。
初めまして。小説家になろうで初めて投稿します。小説自体書くことに慣れていませんので、誤字や脱字等があるかと思いますが長い目で見てくださいますよう、お願い申し上げます。少しずつ更新しています。




