第10話 山の王
前回のあらすじ
フィルたちは魔法都市にいくための最後の難関である
山に到着したが魔獣の猛攻をうける
なんとか倒し近くの小屋に入ると同じく魔獣に
襲われ隠れていた少女「テトラ」に出会う
彼女も魔法都市にいく旅の途中であった
この山の生態系を脅かすなにかがいると予想した
フィルたちは協力して進むことにきめたのであった。
第10話 山の王
僕たちは自己紹介をすまし状況の確認をした
この山は一本道になっており
必ず山頂付近を通らないと反対側にいけないため
山頂を目指すことにきめたが
アブダクターホークが巣を作るのが山頂付近であり
なのに中層付近に群れがいることを考えると
山頂に強力な魔獣がいる可能性が高いため
警戒しなければいけないと話し合った
ダイン)強力な魔獣か もしユニークならやばいな
フィル)2人でもなんとかなったし3人になった今
なら頑張ればまた倒せるんじゃないの?
ダイン)いや 無理だ 前のヴォルファングは
ユニークになってまだ浅いやつだった
それにもとがファンガオンだしな
それでもギリギリだったんだ
フィル)たしかに この山の魔獣がユニークになった
のならかなり強いはずだね
アブダクターホークが巣を捨てて逃げるわけ
だし でも出会う可能性は高いよ
ダイン)そうだな 逃げるにしても
簡単には逃がしてくれないと思うし
そもそもどんな魔獣なのかもわからない
テトラ)魔獣のことなら少し知ってるわ
この山には昔から縄張りにしてるユニークが
いるって聞いたことがあるけど
フィル)昔からいるならいまになって争ってる理由が
わからない 別のユニークが出たのかも
ダイン)話し合ってるだけじゃ進まねえ
見に行くしかないんじゃないか?
テトラ)アンタねえユニークが しかも2体いるのよ
状況もわからず下手に動いたらどうなるか
ダイン)だー! もうじゃあどうすんだー!
フィル)落ち着いてダイン じつは精霊たちに
山頂付近を偵察してきてもらってて
そろそろ帰ってくる頃だと思うよ
テトラ)精霊たち?あなた精霊が見えるの?
ダイン)そうさ!フィルはすげーやつなんだぜ!
フィル)あはは... じつはかくかくしかじかで
テトラ)なるほどね... 精霊魔法...非常に興味深いわ
いつか研究させてもらいたいわね
フィル)...精霊たちが帰ってきたみたいだ
テトラ)なんか逃げられた気が...まあいいわ
山頂付近はどんな感じなの
フィル)...なるほど たしかにユニークモンスターが
付近にいるみたいだけど
この山の魔獣ではないみたいなんだ
ダイン)べつのとこからきたってことか?
なに種なんだ?
フィル)獣種 しかもブラッドベアーらしい
テトラ)ブラッドベアー!?
上級冒険者が3人で戦う相手よ
それのユニークモンスターなんて
ギルドレイドになるくらいのバケモノよ
ダイン)さ... さすがに無謀... だよな?
フィル)僕たちが出会ったら数秒もつかどうか...
でも戦うならの話 逃げることに集中したら
なんとか避けられるかもしれない
ここでいなくなるのを待つ訳にはいかない
テトラ)逃げに徹するとしても相手が相手よ
どんな作戦を考えるっていうの?
フィル)僕たちのチカラではもって数分
逃げることを考えたら不可能に近い
だからチカラをかしてもらう
ダイン)誰にだ? 俺たち以外にいるのか?
フィル)目には目をってやつさ
ユニークモンスターには
ユニークモンスターをぶつける
テトラさん言ったよねこの山には昔から
いい伝えのあるユニークがいるって
テトラ)ええ ブラッドベアーではないわ
この山の王は鳥類種のはずよ
フィル)だから僕たちの作戦はこうだ...
まさかの山頂付近にいるのは
ユニークモンスターの中でも
バケモノ級のブラッドベアーであった
魔法都市にいくには通らないといけないフィル達
ユニークモンスターを乗り越え
無事にたどり着くことができるのか!?
次回 舞い降りる光




