第5話 さらば福岡署・南班よ永遠に
最終回です
次の日、南は11月付で異動すると、話があり刑事課達を驚かせた。
「えーっ、南が異動。」
「ウソ。」
「そうなの、何で。」
と、同僚たちは驚いた。
「そうか、班長が栄転か。」
「そうなんだよ、最後は派手に事件を解決しましょうか。」
「ああ。」
そこへ、緊急入電の放送が流れた。
「緊急指令、緊急指令、石動署管内で現金強奪犯が逃走してる模様、犯人は散弾銃と拳銃を所持、犯人はスポーツカーで逃走してる模様。」
「よし、特捜班出動だ。」
「了解。」
現金輸送車襲撃犯は、パトカーに追われながらも逃走している。
「前の車止まりなさい、黒のスポーツカー直ちに左に寄せて停車しなさい!。」
「チクショー、捕まってたまるか。」
と、男は散弾銃でパトカーに発砲した。
「うわーっ、」
2台のパトカーは、体当たりして追突した。
「フッ、ざまぁみろや。」
「やるな。」
「ああ、これで山分けたぜ。」
「ああ。」
北川と夏目の覆面は、捜索をしていた。
「やはり、3人って事は、ガンマニアですかね。」
「ああ、内1人はわかってる。」
「本当か。」
「ああ、名前は桧山 権太郎、改造拳銃の前科者だよ。」
「散弾銃の方は、盗難に会ったものだ。」
「いつ頃だ。」
「班長の話だと、3日前に盗難されたものだ。」
「なるほど。」
数分後に、乗り捨てた犯人の車を発見した。
「やはり、盗難車だ。」
「ええ。」
「犯人は、福岡付近に。」
「ええ。」
そして、数分後、北川と夏目は犯人らしきのアジトを発見した。
「よし、班長に連絡しよう。」
「ええ。」
夏目は無線で班長に応援を読んだ。
「よし、そっち向うから待機してくれ。」
「了解。」
しばらくして、南班長と野原刑事と前田部長刑事と南部刑事の覆面が到着した。
「よし、北川と野原と裏から回れ。」
「はいよ。」
「夏目は、出口を固めろ。」
「おう。」
そして、南と前田と南部は突入した。
「動くな、警察だ。」
「動くな。」
「動くな。」
と、拳銃を構えた。
「えーい、やっちまえ。」
「おう。」
散弾銃と拳銃が撃ち込まれ、銃撃戦になった。
「くっくそーっ。」
と、1人の男は車に乗り逃走した。
「逃がさんぞ。」
と、夏目は挟み撃ち。
「うわっ。」
と、車はドリフトして走り出した。
「よし、俺が追う。」
南はベレッタを取り出し、3発撃った。
「うぎゃっ。」
と、車はクラッシュした。
「ち、ちくしょー、このー、覚えてろよ。」
「お前も運が悪かったな。」
と、南はベレッタを突き付けた。
こうして、事件は解決し、南は福岡署を離れる日がやって来た。同僚たちに別れを告げて福岡署を後にした。
「さよなら、福岡署。」
と、南は敬礼した。
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