第2話 正得強盗・南班執念の追跡
特捜班が覆面強盗を追う
福岡警察署の刑事には、2つの係が設けている、刑事課には捜査1係と捜査2係を設けている、新たに設けたのは砺波北部と正得と福岡町を管轄を捜査をする福岡方面北部地区特捜班を設けている。
捜査1係は、捜査1係長は瀬島洋一郎警部補と八ツ頭部長刑事と巡査長の速水刑事と新米の清川刑事と九条刑事と新人巡査の藤崎刑事の女刑事である。
捜査2係は、係長には仙道警部補と菅野部長刑事と相羽部長刑事と巡査長の幸田刑事と新米の前原刑事と青木刑事と小敷刑事である
福岡特捜班は南警部補を班長にし、班には前田部長刑事と野原刑事と新米の南部刑事、他にも北川刑事と初の女性刑事の夏目刑事の特捜班の一員である。刑事課長は井野紘一警部で私の上司である。
そこへ、一本の無線が入った。
「はい、福岡署ですどうぞ。」
「正得住宅街で強盗致傷事件発生、犯人は徒歩で逃走した模様、付近は直ちに現場願いたい。」
「福岡署、了解。」
と、無線を切った。
「おい、正得で強盗致傷だすぐ向かってくれ。」
「わかりました。」
「了解、福岡特捜も現場へ向かいます。」
この日、強盗致傷事件は捜一と福岡特捜が現場へ向かった。
南は、前田部長と南部刑事と一緒に430セドリックの覆面パトカーに乗り、サイレンを鳴らし現場へ向かった。
「福岡7、緊走で向かう。」
「富山本部、了解。」
所轄のパトカーとともに、430セドリックの覆面も到着した。
まず、事件現場の確認と被害者の事情聴取が先決である。
現場保存のため、「立入禁止」のロープをはる。
「これは酷いな。」
「ああ。」
「これはプロの犯行ですかね。」
「よし、長さんとスニーカーは周辺の住民に聞き込みだ。」
「わかりました。」
南は、被害者に事情を聴いた。
「で、被害の状況は。」
「はい、プロレスのマスクをつけた男が、ナイフか拳銃のようなものを持って家の現金と金品を奪って、そこへ夫が捕まえようとしたのですが、そしたら夫が。」
「なるほど、すると旦那さんは捕まえようとして怪我をさせたんね。」
「はい、年齢からすると25歳か32歳ぐらいの若い男でした。」
数分後、富山本部の鑑識と捜査一課の刑事が到着した。
一方、前田部長刑事と南部刑事は住宅街の周辺を聞き込みをした。
「今ですね、住宅街で強盗致傷事件があったんですけど、ここで不審な人物は見ませんでしたか。」
「さぁね、あまり見てないな。」
「俺も知らんな。」
「いやー、見かけないな。」
「あっ、そう言えば、この男見かけたよ。」
「えっ、本当ですか。」
「ああ、正得から向こうへ逃げて行ったよ。」
「何歳ぐらいかわかる。」
「確か、25歳か32歳ぐらいのね。」
「間違いないですか。」
「はい。」
暫くして、前田と南部が現場に戻って来た。
「班長、25歳から32歳ぐらいの男が逃げていくところを目撃しています。」
「おお、25歳から32歳ぐらいの男が逃げて行った。」
「ええ。」
「よし、すぐに課長に報告しよう。」
「ええ。」
福岡署・刑事課
「何、25歳か32歳ぐらいの男か。」
「ええ、住民はプロレスのマスクを付けた25歳から32歳ぐらいの男を目撃されています。」
「と言う事は、その男が犯人か。」
「ええ。」
「それで、凶器は。」
「そこまでは。」
そこへ、捜査1係の菅野部長刑事がやって来た。
「課長、犯人が使用した凶器がわかりました。」
「おお、本当か。」
「使用されたのはバタフライナイフです。」
「と言う事は、プロの犯行か。」
「ええ。」
次の日、プロレスのお面の25歳か32歳の男を発見した。
「おい、スニーカーあの男だ。」
「ええ、長さん間違いないですね。」
「すぐに班長が、張り込んでいるよ。」
「そうか。」
そして、その男を発見した。
「動くな、警察だ。」
「わっ、逃げろ。」
「動くな、福岡警察だ。」
と、南はベレッタと警察手帳を持った。
「野郎。」
バキューン!。
「ぐわぁぁっ。」
「よし、スニーカー手錠だ。」
「はい。」
と、南部は男を逮捕し、正得の強盗事件を解決した。
次回は、オートバイに乗った通り魔を捜査します