設定一覧
エクリールです。
今後掲載予定の長編小説『荒む大地』の設定一覧です。
拙い文章ですが、よろしくお願いします。
世界観
魔法あり 技術ありの人間の手によって作り上げられた「理想郷」、街は朝も夜も関係なしにいつまでも賑やかだったが、跡形で話は進む。
年齢層は大人の方が子供より遥かに多かった。
街の中心には大きな塔が立っていて、主にそこでは魔法や技術の研究が進められていた。
職員は街でも優遇される特権を持っているが、決して悪い意味の差別は存在しなかった。
技術と魔法を混ぜてはいけないという禁忌があった。
塔の長は魔法省と技術省の昔に合わせたことがあり、それが成功してしまったから今回も塔にて大規模な実験をした結果、世界の衰退という荒廃の原因を起こした。
塔には100階ごとに魔法の研究、技術の研究と分けられていて、のこり36階はそれぞれの省の長が独自の研究をしていて、上位10階には長達を統べる王と呼ばれる最高管理人が存在していた。
技術の方が魔法より普及していて、魔法を使える人間は主に政府が直属の仕事を与えたりだとかの高位な扱いを受けることが多かった。
技術面でも優れるものはそれなりの評価を貰っていて、街の建築物はほとんどそういった技術の元から生まれていた。
しかし、「世界の衰退」と呼ばれる原因になった街の中心の研究塔にある街のコントロールシステムのメインコンピュータの暴走による大規模な爆発より都市に住む多くの人間は深い眠りについた。
その眠りは一時的な仮死状態に陥るものであり、死んでいるわけではないと後の学者は発表。
人間への害に限らず、世界の衰退はあらゆる建築物を風化させて街を一瞬にして廃墟とさせた。
その時には世界の衰退を止めるべく、とある技術士が街の中心にある研究塔にて、メインコンピュータの中に「il1」と呼ばれるプログラムを打ち込んだ。
結果として、被害は街だけでとどまったが、衰退はとても過酷なもので 爆発の影響は全てil1からじゃないのか と一部では批判されている。
話は、幸いにもil1の力を受けなかった数人による街復旧がメインで進んでいく。
魔法
主に「黒魔法」と呼ばれる人に害を与えたり、エレメントから力を借りたりして発動する魔法と、
「白魔法」と呼ばれる人に良い効果を与えたり、自身の魔力を消費して使う魔法の二系統がある。
エレメントはそれぞれ5つ、火 水 地 風 雷
それらを束ねる二大エレメントとして聖と邪がある。
火は風につよく、水は火につよく、地は雷につよく、風は地につよく、雷は水につよい。聖と邪においては、相互関係にある。
元から持つ魔力によって、聖属性か邪属性か分かれ、さらに聖や邪からも、エレメントによってまた属性がかわる。
例) 聖火属性、邪水属性 ext
聖属性は基本白魔法を使う
邪属性は基本黒魔法を使う
例外として 2属性以上の魔法を使うことが出来る「ミクサー」と呼ばれる魔導師も存在する。
また、例外としてどちらにも分類ができないとされる二人の魔導師は魔法使いの中でも有名で、それぞれが「時の魔導師」と「空間の魔導師」という総称を持つ。
技術
各地にある機械や建造物を作り上げるため、それぞれが専門とする分野を極めている技術者と呼ばれる者がいる。 主に「木造」「機械」「プログラム」「結合」と4種類に大まかに分けられる。
木造は自然のものを利用して建物や日常に役に立つ道具を作ることを得意とする。街の建物を作った技術者は木造専門。
機械はコンピュータの開発、街中に張り巡らされているコンピュータ網の開発やより便利な生活のために様々な発明品を生み出している。
電車や車、空を駆ける乗り物や街のセキュリティゲートの開発や、街にある建物を更に良くするために機械によるコーティングなども行う。
プログラムは街中に行き交うプログラムの調整や管理、新たなプログラムの開発や機械と協力してより良い機械を生み出したりなどと、技術者の中では数の少ないもので、とても難しい。
中心にある塔から電波を発して、各地に様々なプログラムを通すことで「ほぼ全自動」の機械などの開発に成功した。
物語では「街を理想郷にするプログラム」や「街の保護プログラムil1」と呼ばれるプログラムが登場。
結合は全ての技術を結合して一つの作品を生み出す過程において重要な役目を持つ。
木造+機械の作品を作る場合においては、結合者の力を通してやらないと上手く作用しないほど。
それぞれの特性を最大限に引き出しながら、またそれぞれの不要部分を取り出して削除することを結合という。 これはプログラムと同じくらい難しく、数もかなり限られている。
主人公
ナオ
母を白魔道士 父を黒魔道士として持つ。
代々水属性の魔法を操り、遺伝の関係で白魔法の方が得意なミクサー。
生まれてから興味本位で母に魔法を教わり、父には実践の魔法を教わる。
練習を積み重ねた末にかなりの魔法の使い手に育つが、塔の人たちの手によって溢れすぎた魔力として大半を処分されてしまう。
その時のショックで体が失った魔力を増幅させようと作用して、ナオ自身の新たな魔力として「空間魔法」を司る魔力を生成。
魔力を奪った研究者達に魔法で反抗、後に魔力を取り返すが、これまで以上の魔力を得てしまいコントロールが不能になる。
それをみたナオの両親は全魔力と生命を引換にナオの空間魔法によって生じた魔力とその時の記憶を封じ込めた。
両親が居なくなってからは親戚のお婆さんの家で二人暮らし、本編の始まる2年前にお婆さんが病死してしまうため今はその家に一人暮らししている。
母譲りの温厚さと父譲りの冷静さを併せ持っていて、普段は好奇心と自由さに身を任せてフラフラとしているが、時々見せる冷静さは普段の様子とはうって変わるほど。
成長した今は魔力を抑える器も広くなり、人一倍の魔力をうまく使って生活している。
一人称が「僕」なのは、父が昔そうしつけたせい。
黒味を帯びた茶髪を胸まで伸ばし、スラッとした体つきをしている。小顔で目は青紫色。 ジーンズカラーのローブを羽織り、中にはグレーのシャツ。下は青と灰色を混ぜたような色をしたスキニーに焦げ茶のショートブーツを履いている。
イブキ
幼い頃に事故で両親を亡くした技術士。塔で働いている。
現在は仕事の上司にあたる人物の元で技術を学びながら暮らしている。
プログラミングが優秀で、塔の仕事とは別に個人で幾つかプログラムを作っている。il1もそのひとつ。
クールで口が悪く、誰に対しても無愛想な所が多く人付き合いが決して上手ではない。
その反面義理堅いところもあり、頼まれた事や約束事は嫌々ながらもしっかりと遂行する誠実さも持ち合わせる。
稀に見せる優しさは彼独特のもので、気づかれないことも多いが全く気にしていない。
人の為に尽くす善意などを毛嫌いしていて、望んで悪役に進み出ることも多々ある。
事故の原因は、当時の王が彼の両親に「世界のタブー」の調査を依頼して、頼み事を断れなかった末路に爆発事故を起こし命を落とすということで、その事を強く根に持っていて人間不信になっている。話を進めるうちに改善されつつもあるが、完全に克服することは無かった。
夜空も飲み込む様な黒髪に紺色のピン留めをクロスして前髪の右側に止めている。
目は暗い青。色白の肌にやや筋肉質な体つき。身長は男の中では高い方ではない。
紺色のジャケットに白のシャツ、青いネクタイにグレーのズボンが主な服装。シャツの下には黒のタンクトップを来ていて、暑い時はそれ一枚で過ごすこともある。靴は黒の革靴を履いている。
ユア
どこかの上級貴族の一人娘。詳しい場所は明かされていない。
優しい父と素直な母を持ち、性格は親譲りの優しさと素直さをかけもっている。
誰かに対しての思いやりを忘れずに生きてきて、どんな些細なことでも首を突っ込んでは和解に繋げることを昔から行ってきた。
その為、よく問題事に絡まれては幼なじみのイブキとナオに助けて貰っている。
家柄だけで判断されることを嫌い、ありのままの自分を見せて過ごしている。
また、昔からイブキに好意を抱いていて、誰にもバレていないつもりでいるが(主にナオには)ばればれである。
やや天然気質な面や、豊かな感情から周りの人からとても愛されている。
クリーム色の髪を腰まで伸ばし、頭のてっぺんで水色のリボンを巻いている。
白のフリル付きのシャツの上から焦げ茶のサスヘンダー付きスカートを来ている。足元まで伸びるスカートの下にはパニエに近いものを着用。下には白のタイツに茶色のシューズを履いている。
胸元には翡翠色のペンダントを付けていて、これはイブキからのプレゼントらしい。
用語一覧
il1
イブキが作り上げたプログラム。
設置した場にある機械をジャックして、意のままに操ることが出来る。 証拠を残さないようにプログラムに侵入できるウイルスと捉えられることも出来る。
il2
イブキが作り上げたプログラム。
世界のタブーの概念を壊す為に作られ、技術の力を魔法の力に組み込むことが出来るように作用する。存在するあらゆるプログラムの侵入は不可能。
世界のタブー
「魔法の力と技術の力を組み合わせてはならない」という、
世界の創造神によって説かれた全世界タブー。
過去に組み合わせようと試みた者が居るが、その人達は皆命を落としてしまい、絶対に破れないタブーとしても有名である。
時の魔導師/空間の魔導師
この世界のどこかに存在すると言われている、時と空間を操ることが出来る魔導士達のこと。
時の魔法も空間の魔法もどの属性にも属さなく、それを扱える魔導師は素晴らしいものだと、魔導師たちの中では伝説になっている。 魔力も人並み以上に備えていて、どんな魔法も使えるとも言われている。
塔
街の中心にそびえ立つ「調和の塔」。
100階までの階層で様々なことが研究されている。
街のひとつのシンボルである。
王
街を統べる者の総称。
一般的な政治の全権を握っていて、独裁政治を行う。
王になれるのは、その王の家系のもののみである。




