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Opening Is Empty
始まりは空っぽの 僕が居るだけのがらんどう
そこへここへと動く度 乾いた音が響くだろう
僕の為の 作られたterritory
半透明な 僕だけのfield
そこで僕は僕だけの 歪な心を解き放つ
何もないただの空間で
爆ぜた想いが音になる
空気に溶けたその音が
言葉となって降り注ぐ
肌を撫でる 言葉の欠片
色付き 色めき 色褪せて
やがてそれぞれの色になる
始まりは空っぽの 僕が居るだけのがらんどう
だけど確かにその場所は 僕の言葉で満ちる場所
色とりどりな僕だけの 言葉がそっと灯る場所
2015年から詩集を始める事に致しました。『Opening Is Empty』。
と言っても、短編として出さずに1つに纏めるというだけの話なんですが。
更新は不定期ですが、色んな詩を書けたらなと思っています。
日々、勉強!!宜しければまたお立ち寄り下さいませ。