7.閑話休題その2 自習をしよう~~~
みなさん、“ガダスシアプ”。
さて地学の勉強も終わった処で、直接習った訳じゃないけどいろいろと覚えた知識について整理してみますね。
まず数字です。えっと、最初に云って置きますけど、実はセラワルドには、ふたつの数字が存在してるんですね。その2つとはエスタ数字とリジェット数字です。はい、安心してください、どちらも10進数ですからね。やっぱり、指が5本で両手で10本ですから、自然に10進数になる訳ですよね。
まずそのひとつ目が、エスタ数字です。ええ、当然エスタリオン教が使ってる数字ですね。これがどうも最も古い数字みたいです。数字そのものは1~9でなんら変わりありません。まぁ基本10進数なんだからそうなるね。リジェット数字もそこまでは同じです。ただ両者の違いは、エスタ数字には0がなくて、もうひとつのリジェット数字には、“0”の概念がある事です。老師さんが、0を教えてくれた時に、自分が当然な感じで理解を示すと、相当驚いていましたね。ええ、確かによく考えると0の概念ってムズイよね……。こっちは最初から0在りきできてるからね、そんなにあまり感じないけど、うん“0”、これって不思議な数字ではあるよね。さすがリジェットって感じです。なんでもこの0ってのは、エスタリオン教の女神のひとりレルラ“無の女神”から来てるらしい。これはちょっと皮肉かもね。
次に、割合、百分率、パーセントについて予習しましょう。ファンタジー世界で百分率とかびっくりですけど、まぁ実際これが無いと色々と困るよね。まずは、汎用的な表現として○○ブ△△と表します。つまり5分の1が5ブ1=1/5、6分の4が、6ブ4=4/6ですね。10分の1は10ブ1=1/10と成ります。100分の3なら、100ブ3=3/100です。130分の61ならば、130ブ61=61/130です。
更にこれ以外の定形表現として、2分の1がハブハフ、3分の1は1スブ、3分の2は2スブ、4分の1は1クオ、4分の3は3クオとなります。定形表現は昔からあった様ですけど、この○○ブ△△みたいな表現方法はリジェット数字と一緒に出来たらしいです。ちなみに一般にはパーセント表現はありません。でも一部の高等数学の世界では似たような考え方や小数点表記も存在しているらしいです。
そして他の単位として、長さ、広さ、重さの単位があります。これには古尺とエスタ尺、そしてリジェット尺があります。普通にはリジェット尺を使います。ただし森に居る諸族やフェルム人の一部は、今でも古尺を使ってます。
古尺だと、長さの単位としては、ノル=150センチ、カム=60センチ、マド=15センチがあります。もっと長い単位では、クク=5K(地平線までの距離)、ネク=50K(日中に歩ける距離)があります。広さの単位は貧弱でティピ=2平方メートル(寝床の広さ)しかないです。これに様々な形容詞、長い=モウ 短い=チョオ、大きい=ギグ、小さい=イニ、とても=メリ、すこし=イルを組み合わえて表現してるらしいです。そして明確な重さの単位はありません。なになにと同じ位の重さって感じですね。なんかとっても感覚的な単位ですね……。
エスタ尺は神国やエスタ教関連の公式行事や儀式なんかでは、まだ使用されてるそうです。長さの単位としては、1ネル=1.5センチ、6ネルで1フィン=9.0センチ、8フィンで1アム=72センチ、20フィンで1トル=180センチ、2200トルで1ウォク(396,000センチ)=3.96k、10ウォクで1デン=30.96Kとなります。広さの単位は長さの単位にスクアが付きます。1ネルスクアなら1ネル✕1ネルとなります。重さの単位にはフェ=2.65g(1立法ネルの鉄の1/10の重さ)と、ネフェ=5737g(1立法フィンの鉄の重さ)、アフェ=2937K(1立法アムの鉄の重さ)があります。まぁ正直そんなに使う事はないですね。
そしてもっとも利用されるのが、リジェット尺となります。長さの単位としては、ミル(ミリメートル)、10ミルで1セル(センチメートル)、100セルで1メル(メートル)、1000メルで1キル(キロメートル)、1000キルで1メキルとなってます。広さの単位はエスタ尺と同じで、長さの単位にスクアが付きます。1セルスクアは1セル✕1セル(1平方センチメートル)ですね。重さの単位は水の重さが基本で、1グムが1立法セルの水の重さで(1グラム)、1000グムが1キグ(キログラム)で、1000キグが1トグ(トン)となります。なぜかメートル法とほとんどってか、まるまる一緒です。でもやっぱ便利で助かってます。
最後に時々出てくる単語で“諸族”ってのがありますんで、これについても勉強しておきましょう。
まず諸族ってのはエスタリオン教の定義によると “ヒトと並びて智慧持ち、言葉語りて、心交われる者、エスタの神を信じる存在が諸族なり”とあります。まぁ“エスタの神を……”は、宗教上の言葉だから無視するとして、知能が有って言葉を使えて似た様な感情を持ってる存在が諸族って事になりますね。ええ、これならなんとか理解可能だよね。でもねエスタリオン教では具体的にどの種族が、諸族なのかを具体的には定義していなんで、これがいろいろな問題の種になるみたいです。
一方リジェット・エレリーパティックが記したテゥス・オマジクでは、もっと具体的な分類がされていますね。えっと、テゥス・オマジク
そのテゥス・オマジク
一方獣人ってのは、ヒトに似た身体的特徴を持つけど、元々の獣の形態を色濃く残し人族との交配は不可能な類族だそうです。テゥス・オマジク
実はこの獣人族が諸族なのかどうかが、エスタリオン教との間で、いやエスタリオン教内部でも、しばしば論争になるみたいですが、一般には獣人族も諸族だと思われている見たいです。
そして諸族には入らないけど、亜人族ってのがテゥス・オマジク
正直に云って、この人族と獣人族、亜人族ってのが、進化の系統樹のどこらへんに居るのか、すっごく興味があります。例えば猫人ってのはヒトに似た猫なのか? 猫に似てるヒトなのか? つまり猫人とは進化の系統樹上、ネコ科の系統上に居るのか? それともヒト科(霊長類?)の系統上に居るのか? どちらなのか気になるって事ね。それに亜人族なんていったいどういう進化の道を辿ったのか、ほんと凄く興味あります。あと有蹄類=6脚類の進化とかね。まぁこの点は、いつかマジに調べてみたいって思ってますが、今はまだ無理ですね。残念な事です。老師
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