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第37話:甘いひととき――君だけに贈る笑顔
夕暮れの校庭
陽斗が理沙と一緒に並んで歩く。
穏やかな風が二人の髪を揺らし、夕陽が優しく照らす。
理沙「陽斗、今日はありがとう。こんなに楽しいの、久しぶり。」
陽斗「俺もだよ。理沙といると時間があっという間だ。」
さりげない手のぬくもり
二人が橋の手すりに寄りかかっているとき、理沙が陽斗の手をそっと握る。
理沙「これからも、ずっと一緒にいられたらいいな。」
陽斗「俺もだ。理沙の笑顔が俺の一番の宝物だから。」
悠の優しい微笑み
遠くでそれを見守る悠は、小さく微笑みながら呟く。
悠「陽斗くん、幸せでいてね。」
天音の静かな決意
天音は一人で空を見上げる。
天音「私は…私らしく戦うだけ。」
もにゅのいたずら
もにゅ「あ!お菓子の時間モニュ!みんなで食べるモニュ!」
みんなの笑顔が広がる。
エピローグ
甘くて温かい瞬間が、三人の心に新しい光を灯す。




