表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

テーマ詩集:果樹園

活字の果実

作者: 歌川 詩季

 完全にタイトル先(笑)

 立ち並んだ木製の本棚の果樹園

 赤 黄 緑 紫 (だいだい)

 色とりどりをしたなかから

 一冊を 枝から()ぐようにえらびとる


 皮を()く手つきで表紙をめくれば

 果汁をすするように 果肉を()むように

 ぞんぶんに味わうといい


 そして きみの心の土壌に

 いつのまにか その一冊がおとした種が()かれていて

 花壇に想いの花を咲かせたり

 もしかすると おおきな樹にまで育って

 新しい物語を 果実のように実らせるかもしれない



 きみのなかにもあるのかな?

 活字が 想いの花を咲かせた花壇のお花畑が

 活字が 新しい物語の果実を実らせた果樹園が

 でも、イメージはできました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  静かな図書館で本を選んでいるような気分になりました。木製の本棚の果樹園。いいですね。  お花畑は満開で、果樹園は豊かな実りになるといいなぁ。
[一言] タイトル先、やっぱり! 好みです(*´꒳`*) 木の実だけに(本当にごめんなさい) あまり多くの人が好まない味のものでも、自分が好きなら構わずどんどん食べちゃうし育てちゃいます。 うちの花壇…
[一言] 今ではすっかり御無沙汰になってしまいましたが、よく書店本屋へ行っていた頃の気持ちを思い出して懐かしくなりました。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ